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内容説明
累計70万部の最強コンビが放つ最新作!
プーチン、習近平、エルドアン……独裁がトレンドとなり、
「自国ファースト」と「自国ファースト」がぶつかり合い、
フェイクニュースと資料改竄がまかり通る現代の世界。
知れば知るほど「知らなきゃよかった」と思えることばかり……。
知りたくなかった、しかし目を逸らせない
リアルな情報と英知がここにある。
・米朝トップ会談とカジノの怪しい関係
・日本にはびこる「ハレンチ学園」と「暴力教室」
・なぜ官僚の劣化は止まらないのか?
・トランプ政権は「宮廷陰謀」の世界
・中国、ロシア、トルコ 独裁者たちの目指すもの
・国家を弱らせるのは欠陥教育だ など
新しい常識をインストールできた者だけが生き残る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ 🍀安寧祈願🍀
192
冒頭からトランプとプーチン。知らなきゃよかった話から始まる。習近平体制は2035年まで続く。北朝鮮は地球内部から爆破する発想があるということに驚きを隠せない。ほんの数年前の本が遥かに古く感じてしまうほど世の流れは激しい。あらゆる面で適応していくことが困難な変化である。世間に聞こえてくる情報は本質ではない。探しに行かなければ見えてこない。過去を完全に消すことはできないが、世代が変われば世界も少しは変わるのだろうか。共存共生尊重へ。「悲観主義者とは情報に通暁した楽観主義者のことだ」広く学ぶことがいかに大切か。2022/11/05
岡本
137
定番となってきた二人の対談。ニュースなどでは報道しない事や普段の池上さんより踏み込んだ話をしてくれる。世界情勢を知れば知るほど知らなきゃ良かったと思う事はあるが、知らずにいるよりは知っておきたいし、これからも本を読もう。2018/08/30
あすなろ
90
基本的に読むようにしている池上・佐藤両氏の本。やはり勉強している方の本が自分の知識の得や易さが溢れているもの。変わらず興味深く読んだが、今回は個人的に2つが強く印象に残ったかと。ヒラリー・オバマ・トランプ各氏といる中での米大統領の並べ直し論は興味深かった。トランプの後にオバマだったら?後、赤裸々に書いて出版出来、千円足らずで国家防衛機密が買える我が国という見方。これは元自衛官というような立場からこれらを書いてそのまま出版してしまう我が国の不可思議さを解く。その他、秋篠宮家とICUの捉え方など示唆に富む2018/10/27
ホッパー
74
対談形式なのでとても読みやすく、興味深い内容で大変面白かった。最新の情勢も知りたくなる。読めば読むほど、世界情勢のことを自分は何も知らないに等しいな、、と日頃の情報収集に関する怠惰を反省した。アンテナの張り方を考え直す良いきっかけになる。2021/08/10
はる
71
書店で手にとって読んだ本。おもしろくてどんどん読めた。今の世界の状況をそのまま解説してくれていて、出てすぐ読めて新鮮だった。世界の武器とか争いとか現実味がなく、知らなきゃよかったとは実感としてないけれど、このままだと世界は怖い世の中になりそうな気がする。2018/08/28