内容説明
宗太とひなたの間に生まれたアルテミスコードの謎を解くため、2人は“ずっと手を繋いでいる”ことになる。それはつまり、寝るときも食事のときもお風呂のときも一緒ってことで――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
10
宗太とひなたの間に新たなコードが自我を持つ人型で出現しゆうひと名付けられる中、様々な勢力の争いが更に激化する今巻。 唐突に得た新たな家族、その新たな温もりと存在が宗太とひなたの間に嵐を巻き起こし心を繋げる。が、そんな優しい日々は許さぬとばかりに状況は否応なく争いへともつれ込み、彼等を運命の激流の中へと放り込む巻であり、背負う者が増えた宗太の一歩踏み出した活躍が光る、この激流の中で確かな支えとなる巻である。哀しくも激しい激流の中、全ての勢力は一堂に会し最後の戦いは幕を開ける。 次回、決戦の行方と未来とは。 2019/07/31
ツバサ
8
面白くなってきた。登場人物の掘り下げと物語の展開が両立するのは良いね。最終巻が楽しみ。2017/09/13
リク@ぼっち党員
7
チャイルドコードが発現した二人は手を繋ぎっぱなしのラブラブ生活。あんな恥ずかしいところも見られちゃって、最後はドキドキを堪えられずに口づけで愛を確かめ合っちゃった。次の朝目が覚めると、なんとそこには二人の面影を残す子供が! これっていったいどういうことなの〜。次回、宗太死す。という謎のテンションになってしまうくらい怒涛の展開。日常パートとシリアスパートのジェットコースターが激しすぎる。次巻がラスト、この状況をどう打開するのか。全く想像もつかないが、宗太もひなたも幸せになってくれと願うぞ!2019/10/28
ぶなぶな
7
二人の間に現れたアルテミスコードが子どもの姿に変質し、様子を見るために3人で生活するのだが、これ子育てそのまんまやな...。名前はゆうひ。なぜか既に名前を考えていたひなたかわいい。宗太にべったりなゆうひも、宗太を取られた様でやきもきするひなたもかわいいです。そんな前半とは一転して話が大きく動く。色々な思惑は結局争いへと繋がってしまう。そんな中でも、苦しむ少女達が身を寄せ合うような光景を前にして、優しい気持ちを抱く心を忘れるべきではないと思った。銀の箱舟の黒幕が登場したが、最後はどんな形で終わるのだろう。2019/02/28
た〜
7
宗太くん、漢を見せてくれました。でもハッピーエンドにはまだ早いそうです2012/10/05