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内容説明
飽くことのない自然探究の精神と山岳写真への情熱。
安曇野のナチュラリスト〟が遺した唯一のエッセー集、待望の文庫化!
山岳写真家として、また、高山蝶、雪形など博物学的研究に類稀な業績を残した田淵行男の唯一のエッセー集。
日本アルプス、浅間山、大雪山を舞台に、山岳写真、高山蝶、動植物、石、山の不思議な出来事、登山風俗、雪形と、幅広いテーマを独自の視点で描く。
戦中、戦後から晩年にかけての田淵行男の山と自然に対する姿勢、思索が、自らの言葉で語られる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめ
2
とっても良かった。山と自然への愛と思いが詰まった一冊。学者らしい知的な文章なのに、堅くなく、ユーモアもあり、かといって軽くもない。内容も文章もとても素敵でした。こんな時代に山を歩いてみたかったなぁ2019/03/04
mametoume
0
NHKラジオ「石丸謙二郎の山カフェ」でマスターの本棚というコーナーで紹介されていたので図書館で借りました。作者は高山蝶の専門家で写真家ですね。2024/11/26
moti moti
0
面白かった。地元ゆかりの写真家のエッセイ集。ナチュラリストとしての顔も持つが、今時の声ばかりでかくてSNSばかり眺めている環境活動家とは違い、しっかりと自然の中で自然と向き合いながら、自らの考えを練り上げて来た人なんだろうなあ。まあ、内容はそんな堅苦しいものではなくて、楽しい読み物です。2023/10/29
HIRO
0
本書の親版の刊行が1985年だったとの事。 微かな記憶の中に「黄色いテント」の題名が残っていた。昔から外遊びが好きだったのでその手の雑誌で見て心に引っかかっていたのだろう。それがヤマケイから文庫として出ているのを本屋の店先で見つけて購入。ただいつものように本棚に飾って読まずにいた。お気に入りのシリーズものを読み終えてこの本を読み始めた。すると山や蝶や植物、写真に対する田淵さんの真摯な姿勢に共感した。 その上、自分が育った信州や今住んでいる北海道の名山 大雪山に足繁く通っていた田淵さんに親近感を感じた。2020/08/04
バカボンパパ
0
田淵さんが山を劇愛する様子がひしひしと伝わってきます。昔の良き時代で山登りができて幸せな方だったと思います。2020/02/23
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