内容説明
かつての処刑場跡などに建つことの多い、各地の刑務所。そこには、被害者となった人々の無念の思いや、処刑された罪人たちが残した気のエネルギーなど、さまざまな怨念が渦巻いている。そんな塀の中で本当にあった恐怖体験・不思議な現象を、自ら死刑の執行にも関わった元刑務官が初めて語る。大阪刑務所第三区と四区の間にある謎の三角地帯。不気味な雰囲気の漂うその場所は、かつて死刑場として使われた場所だった。刑の執行に使われた組み立て式の資材を処分しようとした途端に相次ぐ謎の事故と恐怖体験……。(「トライアングル」より)。子殺しの母親がいた。控訴して別の拘置所に移送になったが、この女がいた拘置所の部屋に幼い女の子の幽霊が出る。「ママに会いたい」という女の子の霊と、その部屋に収容された女囚、そして刑務官が繰り広げた鎮魂の記録……(「童舞」より)など、12篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
arekcey
3
著者の女性観にぎょっとしつつもいつの年代の出来事か確認すれば、まあそんなものなのだろうなあと自分を納得させる。紹介される女囚もアレな人だし著者なりの経験則から導き出された男女観なのだろうな。所謂「女より女らしい男」たちへの視線にはほのかな愛と慈しみもある事だし。 タイトルはおどろおどろしいけど意外とリリカルな本だった。2018/01/25
うさっち
3
十九歳から四十六歳まで刑務官を勤めていた筆者が実際に刑務所で起こった恐怖体験を語る本。思ったほど怖くなかったけど、処刑場跡に建つ刑務所の紹介や実在した死刑囚の話、刑務所に出る幽霊をお祓いしたいが予算が降りないなどリアルでした。2012/05/23
かねかね
2
タイトルから、かなり怖いのかなと思ってたんですが、さほどでもなかったです。刑務官の仕事が知りたかったので借りたんですが、怪談としても仕事内容に関しても書き方が中途半端な感じがします。案外面白かったですが。2010/01/28
澤水月
2
永山則夫ら有名死刑囚にまつわる話が突如秀逸2008/08/14
ぼの
1
あおるわりに全然怖さが分からなかった。2009/10/26




