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内容説明
ほとんどのビジネスパーソンの仕事人生には何度かの「転機」がある。そして、そこには「このままでよいのだろうか」という問いがある。20歳のときの「夢」、20歳のときに知った「現実」も、時間とともに修正される。それは自己の成長の結果である。子どものときの被服がすぐに身の丈に合わなくなるように、「志」も「目的意識」も変わるのだ。さまざまな転職や転換を、中小企業から大企業までの豊富な事例とデータをひもときながら、次の一歩を踏み出す前に一緒に考える一冊。
目次
第一章 転職に向けての基礎知識
第二章 転職は個人的事情が基本である
第三章 さまざまな職場の仕事のタイプを考える
第四章 地味な普通の人たちの転職
第五章 働くことと、雇用の基本を考える
第六章 現実の仕事と空想としての予測
第七章 長期化する人生と働き方
終章 ただ日々を生きることの大切さ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
22
労働経済学かなんかの講義のような内容で、正直「転職のまえに」不安でいっぱいな人が読んでも、あまり支えになるようなものではなかった。やたら日経ビジネスや野村総研といった特定のターゲットを叩きがちな論調なのと、「普通な人の転職」と取り上げた人が社労士と中小企業診断士持っていたりと、ツッコミどころも多々。2023/06/08
mongolianrabbit
14
一番いいたいのが現在を大事にすることです。転職は横転びはだめ、常に自分が勉強と何かしたいのを自問自答を繰り返しことが大切である。ヨーロッパとアメリカも中高年は転職せず、ずっと1つのところで働きたいということは世界的考え方です。2019/02/25
しゅー
5
★★近所の図書館で開催していた「人生について考える」みたいな企画に並んでいて手に取る。題名の印象とはだいぶ違う本だった。著者はとにかく怒っている。誰に対して?「AIに仕事を奪われる」と不安をあおる物書きや「日本の労働慣行が経済成長の妨げだ」と張り切って労働市場の「流動化」に取り組む政府に対してである。途中で思い出したのだが、この著者は中小企業に関する詳細な調査をした労作を読んだことがある。そういうバックボーンを活かし、AI脅威論や成長産業へのジョブチェンジ論のおかしさをミクロな視点から論破してみせるのだ。2023/07/09
パキ
5
世間で聞く話を鵜呑みにしない点では共感できたが、後半に進むほどご自身の主張が強くなり、あまり論理的でない印象を受けた。2019/02/07
shinko0925
4
「自己への投資」と「リベラルアーツ」の重要性を説いている点が印象に残りました。転職は、手段であり、目的ではない。転職を支援してきた者として、良い転職は、何でもない日々の営みの延長線上にあるものと、実感しています。2020/12/16
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