双葉文庫<br> 珈琲屋の人々 : 3 宝物を探しに

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双葉文庫
珈琲屋の人々 : 3 宝物を探しに

  • 著者名:池永陽【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 双葉社(2018/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575521177

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内容説明

東京は下町の商店街にある『珈琲屋』。主人の行介はかつて、ある理由から人を殺していた……。心に傷を負った人間たちが、『珈琲屋』で語る様々なドラマを七編収録。連続ドラマ化もされ、ロングセラーを記録している『珈琲屋の人々』シリーズ最終巻。行介と冬子の恋の行方もついに……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

90
珈琲屋の人々 「宝物を探しに」3巻。今回も、もどかしいですね、行介さんと冬子さんの関係。美味しい幸福の一杯珈琲が飲みたいです。 2021/06/03

まさきち

78
行介と冬子の間に笹森というライバルが現れてやきもきする第三作。でもやっぱり相手のことを思いやることが大事だと感じさせてくれる作品で、手にしてよかった一冊でした。2020/08/26

はつばあば

73
一巻が気になる終わり方をしていたがまさか続き物になるとは思ってなくて、気が付いたら3巻目が。2巻目を飛ばしたが丁度良かった。行介はまだと冬子との間をうじゃうじゃと。煮え切らん男や!。BLの男達は医者もおればヤクザもいる。刑務所から出て来たって言っても、商店街の皆から受け入れられているのだから、女の一人くらい幸せにしたっていいじゃないかとボヤキまくり。恋なんてものは生きている間しかできないし!。かと言って主婦の座を明け渡すなんて殊勝な事はしないよ。でも若いうちなら・・くれてやるよって啖呵を切ったかも2018/06/26

ぶんこ

56
「どんな事情があれ、人を殺めてしまった自分が幸せになることはできない」と頑なに自分にも周りにも言い聞かせている行介さん。その頑なさが周囲の人、特に冬子さんを悲しませている罪に気づいて欲しい。そう思いながら読んでいましたが、今回の3巻目は登場する男性陣の優しさと、その裏にある本人も気づいていない身内への甘えが際立っていたように思えます。夫の甘えと知りながら許してしまう、妻の愛の深さなのかな。2021/01/11

dr2006

54
暫くぶりに読んだシリーズ続編、面白かった。とある商店街の一角、前科者の行介が一人で営む珈琲屋を舞台に、行き交う人々の人間ドラマだ。第三弾は幸薄い美人が沢山登場するシリアスな恋愛短編集だ。「熱いですから」と行介が淹れるコーヒーは、店に訪れた人々に冷静さと癒しを与える。商店街の内外で起きる様々な問題を、控え目に助言をすることで素早く解決する行介だが、幼馴染冬子との恋愛になると頑なで全く進展しない。もう一人の幼馴染の島木じゃないけど、苛々する⒲そんな中、冬子へ思いを寄せるイケメン外科医笹森が現れる。恋敵登場だ。2025/05/10

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