古代日本人と朝鮮半島

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古代日本人と朝鮮半島

  • 著者名:関裕二
  • 価格 ¥730(本体¥664)
  • PHP研究所(2018/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569768250

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内容説明

なぜ、日本と半島の気質はこれほど違うのか? 科学と歴史から日本人の正体に迫る! 近年DNA分析が進み、アフリカで誕生した人類が、どのように拡散し日本まで辿りついたのかが、少しずつ解明されてきた。そして驚くべきことに古代日本列島では、実に多様な人々が世界各地からやって来て、共存していたようなのだ。そのため、「縄文人と弥生人から現在の日本人になった」という説はもはや成り立たなくなっている。本書は、こうした最新の科学研究とともに、考古学と史料を駆使し、どのようにして日本人と日本が出来たのかを探る1冊。同じ東アジアでも中国、朝鮮半島と異なる気質をもつ日本人のルーツを探ることで、半島、大陸とのつき合い方も自ずと見えてくるだろう。『なぜ日本と朝鮮半島は仲が悪いのか』を改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

21
スサノオノミコトは朝鮮からきて出雲の祖となり、鉄の技術をもって大和入りしたが崇神に追い出され、応神の代に南九州よりカムバックした 継体については。。。。2019/04/02

mahiro

9
すぐ近くなのに日本と半島の気質はなぜこうも違うのかという帯にひかれて読んだがあまり目新しい事は無かったが、何も無いところに自分たちが文化を伝えてやったと思いたがる半島人だが日本には数万年にわたる縄文文化という下地ががっちりとあった、この頃至る所で縄文が取り上げられているなあ、縄文スキーだからいいですが。日本は昔から弱い者、逃げてくる者が混じり合って誰でも受け入れてあげる寛容さが独特の文化を形成してきたと言う所は納得、お人好し文化なのね、生き残る為には何でもやる國の人々とうまくやっていかなくてはですね2019/07/31

雲をみるひと

8
関裕二の著作。この作者が描く蘇我馬子、蘇我入鹿、聖徳太子、中大兄皇子、中臣鎌足に関する物語は、真偽はともかく面白いが、それ以外については神話も含め資料の少なさもあるのだろうがかなり強引な論調になるのが気になる。本作も朝鮮側からの検証が十分でなく説得力に欠ける感は否めない。 冒頭の日本人のハプロや染色体の話は興味深いので、少し残念。寧ろこちらをメインテーマにした方がよいのではと少し思った。 2018/05/12

ランラン

7
他の国と違って日本の国の成り立ちは謎が多くそれだけに色々な見解がある。ヤマト朝廷は混乱していて対外政策も一貫性がなかった。その後朝鮮半島の動乱と深くかかわってくるのだがそのヤマト政権は一度敗北した出雲系であり九州に追いやられその後巻き返してきた勢力であることは興味深かった。2020/11/13

かぷりん

7
本書は,古代日本人を多角的に捉えて日本人の正体を推察したもの.想像や空想が多く,読者からの批判もあるようですが,個人的には楽しめた一冊でした. DNA分析による人の移動経路や貝塚の意味,日本書紀や古事記の内容の検証など「なるほど!」と思わせることも多かったです.2018/06/10

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