内容説明
大ヒットシリーズ『中国嫁日記』の著者・井上純一は、実は経済オタクでもあった!? ある日、円安で中国工場への送金が高くついた、とボヤく井上さんに、愛妻の月さんが「減った分のワタシたちお金、誰が取りマシタカ?」と返します。「こ、答えられない…というか、その発想はなかった!?」と衝撃を受けた井上さん、月さんの「お金に関する素朴な疑問」を題材に連載を始めることになりました。知らなくても生きてはいけるが、知るともっと世の中が面白くなる「お金」の話が弱者切り捨て、高齢化社会、増税、選挙、雇用問題など、誰もが知っている(しかし答えをもっていない)社会問題に絡めて語られます。監修 飯田泰之(明治大学経済学部准教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
298
中国嫁日記の著者が嫁の月さんと一緒に経済について語るという異色の一冊。経済っていろんな意見考えがあるから、難しいけどなるべく明確にわかりやすく描こうとする姿勢が良かった。2018/08/18
徒花
131
おもしろかった。人気マンガ『中国嫁日記』の作者が、とにかくおもしろく、わかりやすく、なぜ日本の景気が回復しないのか、なぜ日本人の手にするお金が増えないのかを解説するマンガ。増税を後回しにしてマネーサプライを増やすことを主張している。マルクスの資本論の間違いや、日銀の財政政策、政府の増税政策の間違いなどをバシバシっと指摘。中国出身の妻、月さんの指摘が鋭い。言ってること自体はけっこう高度。2020/10/28
あっか
68
今までの「お金」系の本で、今までになかったタイプの面白さだと思う!難しいことをただ説明…ではなく、確かにキャラが生きてるから読みやすい。他だったらどんなに漫画でも手に取らなかったと思う…でも知って本当に良かったと思ったし、知っておくべきと思った消費税のこと、選挙のことなど、自分たちに密着した生活と日本経済が結びついたように思えた。こういうことを義務教育中に教えて欲しかった…若干テンションがうっとうしいですが(笑)読むと色々スッキリします。2019/02/08
hundredpink
63
おもしろい。一回り年下の中国嫁と結婚しただけの人じゃなかったんだ。2019/01/27
nonicchi
45
経済学は学生時代に多少は勉強したはず…なんですが、知らなかった事ばかり。銀行がお金を増やす仕組みとか、「日本は借金1000兆円で国民一人あたり830万円以上で年々増えていくから消費税UPして財政再建」は我々を誤魔化す方便だ、とか。借金はいけない、負債は減らさなくては、という緊縮財政病に多くの人がかかってしまってる。「誰かの借金は誰かの資産」という考え方をもっと多くの人に知ってほしい。2020/01/12
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