- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
リーマンショックやチャイナショック時でも、常に圧倒的なパフォーマンスを実現してきた現役ヘッジファンドマネジャーが教える「世界史」で未来を予測する技術。「オランダ黄金時代」「18世紀前半のフランス」「1920年代のドイツ」など、世界史から「投資のエッセンス」を抽出した投資家のための歴史の教科書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エリク
26
ちょっと、僕には難しすぎたかな~w2019/11/10
ta_chanko
20
歴史は繰り返す。歴史の流れをつかめば、近い将来に何が起こるのかをある程度予測することができる。グローバル化→格差の拡大→国家主権の弱体化→社会の不安定化→戦争・争乱→格差の縮小……。グローバル化・国家主権・民主主義は鼎立しない=世界経済のトリレンマ。これから世界は戦争・争乱の時代へ?また同時に50年周期の景気の波=コンドラチェフの波が来ている。混乱の時代には金(ゴールド)の価値が高まる。現代の金貨はビットコイン。AIやブロックチェーンなど新技術の発展も相まって、これから激動の時代がやってくる。2022/02/25
まゆまゆ
16
時流に合わせたポートフォリオの組み替えを果敢に行うのが資産運用の肝である。そのために歴史をより広く、深く学び、物事の因果関係のパターンを習得し、物事の本質に迫る世界史観を身に付けよう。最近は国家主権が主張され、脱グローバル化が唱えられているが、グローバル化は行き着くところまで進み、資本活動が行き詰まる可能性も。景気循環の4つの波もやはり意識すべき。2019/03/26
Yuki
10
この本がきっかけでスイスフランを買うのも選択肢の一つとして検討しています(笑) この先の経済の成り行きを予想するために必要な【軸】(地政学✖お金の歴史✖世界への好奇心)をこの本で知ってから この三つの軸を学習しようというモチベーションが上がりました2018/10/13
チャー
6
タイトルからはノウハウ本のように感じるが、現在と今後の世界経済の潮流についての見解が歴史上のイベントと関連づけて記されており興味深く読むことが出来た。 比較優位、価格破壊をもたらすだけの産業に投資すべきではない、等は考え方として参考になる。 銀行も利益のためにリスク債権への投資を行わざるを得ない。追い詰められると、リスクを取って利益確保を狙う。しかしよく考えないと上手く行かない。これは個人も企業も同じなんだと感じた。2019/03/24