日本経済新聞出版<br> 株主を大事にすると経営は良くなるは本当か?

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日本経済新聞出版
株主を大事にすると経営は良くなるは本当か?

  • 著者名:中島茂【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2018/07発売)
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  • ISBN:9784532322144

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内容説明

コーポレートガバナンス=株主重視経営
では、株主の向こうにある社会がきちんと見えていますか?

◆株主との接し方に悩む多くの経営者
コーポレートガバナンス時代、会社と株主との関係が大きく変わりつつあります。「株主とどう接すればいいか」「総会で何をすればいいのか」……経営者たちの意識が従来の「総会の乗り切り方」から大きく変化、多くが「株主との対話」のあり方に悩んでいます。
一方、ほとんどの投資家(株主)は、ESGなど社会性・社会的正義を大事な視点に置きながら、企業が正しく利益を上げ成長していくことを望んでいます。コーポレートガバナンスとは「株主重視経営」のこと。その株主の向こうには社会がある。つまり、株主=世論なのです。世論の動向に即した経営ができるか。いま企業に問われているのは、そうした「良い経営」の実践であり、ガバナンスコードは、それを集大成したものにすぎません。

◆良い株主を味方につけることが経営を良くする
本書は、企業法務の第一人者が、ガバナンス時代の株主との対話の在り方を、新しい流れに沿って提言するもの。企業不祥事などが起こるたびに筆者が主張してきたのは、まさに、「企業が社会と正しく向き合っているか」ということでした。そうした基本認識のもと、株主と企業との関係を整理し、いかに「株主と対話」していくべきか、株主が重視しているポイントごとに解説します。著者は、多くの著名企業にアドバイスを行うとともに、日経新聞や「商事法務」などの媒体を通じ、様々な提言を行ってきた人気弁護士。今回は、まさにそのど真ん中のフィールドでの提言書であり、特に上場企業にとって、株主対応のマニュアル本となるものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キミ兄

3
さすがは企業不祥事対応第一線の弁護士だけあって内容は充実しているのだが、これは誰が読むのだろう。頭の固い人には面白みのある実例が不足しているし、前向きに学ぼうとしている人にとっては具体性をやや欠いている。微妙なところ。☆☆☆。2018/10/20

Masaki Sato

1
ちょっと内容が古いのだが、SRとIRの区別は納得感があった。既存株主へのコミュニケーションであるSRと投資家へのマーケティングであるIRは重複するが、異なる部分が多い。経営者は資金調達のために市場へのIRは熱心だが、株主総会だっと黙り込むなどの例はわかりやすい。事業の報告という概念がポイントになる。2023/02/19

Akio Kudo

1
★★★ タイトルとは違い、株主総会がどんなものか説明する本である。2019/02/04

Naota_t

0
★3.3 題名に誤謬あり。主にガバナンスについて語っている本。基本的だが、株主、会社、役員の関係を再認識できて良かった。なぁなぁになっている役員も社会に多そう。ポジションペーパーでも触れていた”企業理念”の重要性も再認識。企業活動の根元は、全て企業理念に基づく。昨今、喧しいESGも、表面的な取り組みに終始せず、確固たる企業理念があることで、その企業が世の中に存在する意義が示されれば良く、そこが弱い会社は淘汰される。また、「有用な相談役・顧問になり得る人もいる」(p176)とあるが、個人的には、疑問だ。2021/03/18

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