日本経済新聞出版<br> 「同一労働同一賃金」はやわかり

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日本経済新聞出版
「同一労働同一賃金」はやわかり

  • 著者名:北岡大介【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 日経BP(2018/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532113964

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内容説明

●キーワードは「均等」と「均衡」

これまでの労働法では、「均等」を主要なテーマとしてきました。男女差別の撤廃、出身、年齢の差別撤廃など、「機会均等」に重きが置かれてきました。しかし、今回問題になるのは主に「均衡」です。
「均衡」とは「同じ仕事をしていれば正規か非正規かの雇用に関係なく、同じ待遇で報いる制度」。しかし、そもそも「同じ仕事」というのは何なのか。責任の重さや、過去の職歴をひもとけば、全く「同じ仕事」とすることも難しいと言えます。
本書では最新の最高裁判決等を挙げながら、企業実務へのインパクトを解説。また、実務上の具体策として、業務・責任などを徹底的に「見える化」するための実例を示します。「同一労働同一賃金」に関連する法律は、大企業では2020年から施行され、企業の対応はまったなしの状況です。
本書は、考え方の基本から具体策までを、社会保険労務士で元労働基準監督官である著者が書き下ろします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ARENNYA

2
・特に気になったのは、定年後再雇用者の処遇問題。有名な長澤運輸事件の例が以下。 ・定年退職者を有期労働契約により再雇用する場合、当該者を長期間雇用することは通常予定されていない点と老齢基礎年金給付の観点。 (1)基本給について:不合理ではない (2)住宅手当と家族手当について:不合理ではない (3)賞与について:不合理ではない (4)精勤手当(および超勤手当)について:不合理 定年後に権利だけを主張する者をけん制する内容と理解。 ・不利益変更:「変更の合理性」「周知」という条件が必要。2020/03/02

ぞだぐぁ

1
タイトル通り「同一労働同一賃金」とは何かについて実例を交えて書かれている本。正社員の待遇を下げて非正規と同一待遇にする郵政がろくでもないことは確か。2018/09/12

ちゅん

1
感想は後ほど。2018/08/22

齋藤し郎

0
★★★☆☆ 同一労働同一賃金をどう考えるのか、という点では分かりやすく外観が捕まえられると思う。 実際の現場でも正規と非正規の格差に理由付けができるかを整理していた。 人事企画の要諦であると思うが、何でも額面通りに同一化する訳ではなく、格差を説明できるかどうか、そして説明できるようにすることが大事。2021/04/13

もけうに

0
最新の法令・判例が盛り込まれており、非常にためになった。一非正規労働者として、きちんと学んでおきたい。知恵は力。でも一人では駄目で、労働者全体を啓蒙し、団結することが必要。知識が無いと搾取されるしかない。2019/10/18

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