内容説明
――これは、救えなかった「未来」の物語。
長き世界線の旅の末、日常へと回帰した岡部倫太郎であったが、牧瀬紅莉栖を救えなかった後悔と失意の念に押しつぶされてしまい、未来ガジェット研究所からも足を遠ざけていた。 そんな中、ATFセミナーで紅莉栖の先輩科学者・比屋定真帆と出会った岡部は、彼女の記憶が『Amadeus』と呼ばれる人工知能システムに記録されていた事を知るのだが!? ゲーム本編では描かれる事のなかったβ世界線、裏側の一幕を追加収録。もう一つの世界線『STEINS;GATE0』公式ノベライズ作品が満を持して登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
14
ゲーム未プレイ。発売日に買ったのに。ゲームの元になった三部作の小説とは、また内容が違うらしいけど、読んだのが随分前なので細かな違いは分からなかったので、下巻からかな。紅莉栖を助けれなかった岡部。何度繰り返しても、同じ結末になることをα世界線で嫌というほど見てきただけに、動けない。そんななかでの、真帆との出会い、紅莉栖のアマデウスとの会話は、岡部にとって救いになるのかどうか。2018/11/16
kirina - 深紅の呂旗
11
期待以上の作品で、素晴らしい!シュタインズ・ゲートは様々なシリーズが出てるけど、今まで読んできたのは、本編以外は全く面白くなかった。シュタインズ・ゲートの本編があまりにも素晴らしかったから、スピンオフはつまらなくてもしょうがないかなと思っていた。でも、この話は本当に素晴らしい。これぞシュタインズ・ゲート!!折角本編が良かったのだから、続きを書くならこういう作品にしてくれないとね。やー、マトモな続編が出てくれて本当に嬉しいよ。 今日、書店で下巻も買ったから、明日から早速読んでみようと思う。2018/09/16
ともも
8
うわぁーおもしろー!アニメの内容を忘れつつあったので新鮮に読めてしまった。2021/06/18
しろちゃ
7
すごく好きな作品なので電子版で即読みました。下巻も即読むつもり。ライトノベルなので敬遠しているという方も、騙されたと思って、是非無印から読んでいただきたい。2018/08/29
niz001
6
字が多い(嬉しい悲鳴)。下巻を続けて読みたかったので寝かせてた。紅莉栖を救えなかった世界線なので重苦しい、鳳凰院凶真の不在が拍車をかける。2018/08/30