内容説明
新宿区役所夜間地域交流課に配属された新人・宮古新。先輩と共に初日に訪れたのは、新宿御苑!? そこで目にした風景は、今までと違った世界だった上、出会った天狗に「安倍晴明」だと言われ――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
40
さっくり読了。ネコマタのユキちゃんが、とにかく可愛かった。眩暈がするくらいに。2019/08/04
rosetta
25
地元が舞台だから呼んでみたシリーズwまるでラノベと思ったら漫画やアニメの原作だかノベライズだか。新宿区役所夜間地域交流課とは妖怪、天使、悪魔といった人外の者アナザーを担当する部署で、新人の宮古新は安倍晴明の末裔だか生まれ変わりだかで、誰もできないアナザーとの会話ができる。新宿御苑、都庁、戸山公園辺りが舞台になり、神楽坂は主人公の実家があるというだけで毘沙門天が出てくるくらいで殆ど描写はなし。それにしてもこんな本を郷土史やアーカイブと同じ地域資料のコーナーに置く新宿中央図書館ってお茶目さん。゚ー゚)σ2021/01/03
彩灯尋
9
公務員、人ならざるもの用部署。主人公にしか向こうが何を言ってるかがわからない。そういう力を持つ人しか見えないテスト問題って他でもよく聞くけど共通テストだったりする??それぞれのキャラが良くてアニメも面白そう。コミック原作なのは知らなかった。機会があれば読んでみたい。2023/03/26
花火まま
9
コミックが原作。人ならざるものをアナザーと呼び、オカルト的事象を解決していく課に配属された宮古新。アナザーの言葉がわかることによって、真実(?)が明らかにされる。ちょっとグロい話になるかと思われたが、最後はアナザーの純粋な心と切なさに思わず同情。軽ーく何も考えずに読むのがよいね2021/06/02
綾乃
7
新宿区役所職員となった宮古新が配属されたのは、夜間地域交流課。 そこは天使や妖精、悪魔などアナザーと呼ばれる存在が起こす問題を、彼らの声が分かる「砂の耳」を持つ新が先輩の京一、セオと共に解決していく部署だった。 天使や妖精、猫又にパンドラなど色々出てきて面白いとは思うが、公務員的な仕事をしていないので、職業を公務員とする必要があるのか疑問。 2019/07/08