双葉文庫<br> 奈良町あやかし万葉茶房 : 2

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双葉文庫
奈良町あやかし万葉茶房 : 2

  • 著者名:遠藤遼【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 特価 ¥269(本体¥245)
  • 双葉社(2018/07発売)
  • ポイント 2pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575521146

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内容説明

人間だけでなくあやかしたちも訪れる喫茶店「万葉茶房」で働き始めた高校生の草壁彰良は、奈良での生活にも慣れてきていた。夏休みが終わろうかという8月の終わり、彰良がいつものようにあやかし相手に万葉集の歌を披露していると、観光客風の男が喫茶店を訪れる。津田と名乗る男はあやかしの名を口にすると、無言のプレッシャーをかけて立ち去った。不穏な空気を感じつつ、彰良は2学期を迎えることになった――奈良の喫茶店を舞台に、あやかしと人間たちの交流を描いたハートフルストーリー第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

41
懐かしいです般若寺。娘達が5~6年生の頃コスモス寺に行ってみようかと。せっかく奈良にきたのだからとあちこち回って最後に般若寺へ。もうクタクタになったのは私だけ。こういう本を読んでから私も高校生の頃に奈良廻りをしたかったなぁ。知恵も大事だが知識があって経験する・・とても大事なことかと。地元の事を知らず他府県にばかりお邪魔していました。奈良も京都ももっともっと知識と実地を大切にするべきでした(^^;。神社仏閣詣で・・老いてからの階段はキツイ(#^^#)2020/09/22

よっしー

24
今回もほのぼのストーリーかと思ったのですが、津田という怪しげな人物が現れて…。 その後、もっと一触即発な空気でも流れるのかと思って期待していたのですが、予想以上の小者で…違った意味で予想を裏切られました(笑 古都のイメージは京都が強いですが、奈良にも興味深い寺社は沢山ありますね。秋の訪れと共に出掛けたくなりました。2021/11/05

chacha

18
シリーズ2.東京からやってきた津田怪しげと思っていたら高校の先生。その後 あやかしを毛嫌いし殺そうとする。人間も嫌い。極端な思想。彰良は周りの人(春日)の理解に恵まれて あやかしとも上手くやっているし。神様の楓さん。さっそうとしているけど優しい。おしどり夫婦の魂を上手くくっつけられた。春日の博識、いっしょに神社仏閣を観光したいものです。そして なにより彼女は性格が良い。「個性」と言って気にしないのっうれしいですね。「はつこい」「コスモス揺れる寺に翁」も良かった。さて 続編はあるのでしょうか?2020/02/09

tomtom

15
コスモス寺行きたい。信仰する人がまだ残っていて翁がまだいられることになったのはよかった。こういうものもいずれ無くなってしまうのかな。2022/09/10

keith

15
今回も優しい話で癒されます。万葉集に関わってるので舞台が京都ではなく奈良というのがいいですね。知ってる歌が出てくると嬉しいです。2018/08/26

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