文春e-book<br> 絶対解答可能な理不尽すぎる謎

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文春e-book
絶対解答可能な理不尽すぎる謎

  • 著者名:未須本有生【著】
  • 価格 ¥1,324(本体¥1,204)
  • 文藝春秋(2018/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163908656

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内容説明

事件を解決するのは、「特殊な専門性」を持つ七人の素人探偵たち!
「推定脅威」で松本清張賞を受賞した著者が放つ“新感覚・本格ミステリー”。

現代における「謎」は複雑すぎて、天才探偵が、たった一人で解決できる時代ではない!
理系作家が新たに提案するのは、「特殊な専門性」を持つ七人の素人探偵たちが、「理不尽すぎる謎」を解き明かす「新感覚の本格ミステリー」だ!

ミステリー作家の高沢のりおの周囲には、「謎」に満ちた事件が起きる。
小説家高沢は、自宅で何者かに殴られ、血を流して仰向けに倒れていた。
相談があるといって呼び出されていたデザイナーの倉崎や、ワイン評論家の鷺宮、編集者の小野寺らが、「美人の罠に陥った」小説家殴打事件の謎を解く。ほかにも、映像作家が仕組んだ五桁の暗号。警察官僚が挑む「消えた熱帯魚」の秘密。
酒に弱い美女を感涙させるスペシャルなワインセレクト法。
バラを愛する大御所作家に怒られた編集者のピンチ脱出法など。

キャラクターの魅力もさることながら、それぞれの短篇には、知れば必ず人に話したくなる「うんちく」が満載。
日常に潜んだ、理不尽な謎を解き明かすミステリー短篇を六篇収録。

『大相撲殺人事件』の小森健太朗氏も推薦!
「登場する作家・高沢のりおって、俺だよね!? この名探偵ものへの大胆な挑戦状を受けて立つ!」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっこ

59
ミステリ作家や映像作家や警察官僚などさまざまな職業の7人がそれぞれの専門知識を生かして日常の謎を解く…しっかりしたミステリかなと期待していたのですが、思いのほか軽くライトノベル風でした。私には合わなかったです。2019/11/01

takaC

47
どういう趣旨なのかよくわからなかった。謎解きが必須な事件とらしきものは1つくらいしかなかったような・・・2019/06/27

なつ

45
小説家、映像作家、警察、ワイン評論家、出版社の編集者、エンジニア、デザイナー。各人物が得意とする専門知識を駆使して謎に挑む連作集。事件らしい話もあるけどほとんどは日常の謎と言うのでしょうか。つまらないわけではないけど微妙でした。題名の理不尽って何だったのか。職業に関連したトリビアは面白いけれど・・・2021/03/10

sora

25
登場人物が友人仲間で、話もつながっていて、短編集でありながら人物もつながっているという、洒落と漫才みたいな「そんなばかな」という軽い話ですごく楽しかった。タイトルからは想像つかないけれど、表紙の絵は内容を表していているなぁと、読み終えてから思いました。2019/01/02

coco夏ko10角

23
タイトルで気になって手にしてみたけど、期待してた内容と違った。あと文章もちょっと合わなかった。2018/10/24

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