内容説明
絶品スイーツ、オカルトつき骨董喫茶の怪奇エンタメ! 女性客でにぎわう小さな骨董品カフェ、『彼方』。そこには物腰が柔らかくて黒尽くめで、自らを「人間ではない」と称するあやしげな店主、夜鳥夏彦がいる。幸か不幸かそんな夜鳥に気に入られたアルバイトの大学生、深山頼政は、昔から「物」に触れるとおかしな映像が見えてしまう困った体質。そのために、曰く付きの骨董品や依頼人がくるたび、いろんなトラブルに巻き込まれてしまい……!? 人と物を想いで繋ぐ、アンティーク・オカルトミステリ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
26
2巻読もうとして、重要エピソードが思い出せないため再読(笑)。2019/08/03
あゆみ
22
★★★★★ 著者と表紙に惹かれて購入。頼政の過去、冒頭から所々挟まれる描写に予想はしていたが、やっぱり胸が痛い。引き取ってくれた親戚夫婦と唯一の友で人外の夜鳥のおかげで、あんな両親から生まれてきたのに頼政がお人好しで優しいキャラのままなのが救い。骨董品とサイコメトリーの能力が絡むと展開は予想できてしまうが、暗くなりすぎないような軽い会話や頼政と夜鳥の関係性は好みなので、続編希望!2018/08/15
すみっちょ
14
続編が出ていることを知ったうえでの読了ですが、色々惜しいという印象です。例えば、夜鳥に対する言葉遣い一つにしても、頼政のキャラが煮詰まっていないように思えます。頼政だけではなく全体的にお話の方向性が定まっていない感じがして、個々のキャラクターは悪くないのになぁ…とちょっと残念に思いました。骨董喫茶という設定は面白いと思うので、もう少し‘骨董‘の部分が多く出てきたらよかったなと思います。郁君が出ていることを期待して続編も読みます。2021/08/03
☆kubo
14
うーん、なんか印象がまちまちではっきりしない感じ。キャラ、謎解き、ファンタジー、色々要素が入ってるけど、中途半端。2019/04/29
だりあん
13
サイコメトリー能力者の主人公と、どっかズレてる人外店長のほのぼのホラー…最後の一行が不穏…何が起こるんですか?ちょっと~‼️2018/08/12