誰も僕を裁けない

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誰も僕を裁けない

  • 著者名:早坂吝【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 講談社(2018/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065121504

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内容説明

「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。東京都にある異形の館には、社長夫妻と子供らがいたが、連続殺人が発生! 一方、埼玉県に住む高三の戸田公平は、資産家令嬢・埼(みさき)と出会い、互いに惹かれていく。そして埼の家に深夜招かれた戸田は、ある理由から逮捕されてしまう。法とは? 正義とは? 驚愕の真相まで一気読み! エロミスと社会派を融合させた渾身作!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

175
らいちシリーズ3作目、今回はある館でメイドのバイトをすることになったらいちが事件に巻き込まれていく展開。乗っけからエロさ全快のストーリーには早坂先生らしいなぁと感心させられる!だが読み終わって感じた今回のテーマは早坂先生だからこそ書ける内容だったのかとこれまた関心させられた。「法こそ言葉遊びの最たるもの」法律なんてものには全く頓着がないが、複雑な内容である本作をらいちらしいエロミスワールドでマイルドにしてくれた。やっぱりこのシリーズは面白い!!2021/01/10

ひろゴン

81
【18歳未満閲覧禁止!】援交探偵・上木らいちの元へある富豪一家から「メイドとして雇いたい」と手紙が届く。意気揚々と館を訪れたらいちだが、何故か一家から歓迎される様子が無い。「なぜ私は呼ばれたの。はは〜ん、〇〇にするためね」と思案しているうちに富豪一家を悲劇の事件が襲う……。これまでと打って変わり、本格社会派ミステリーと化したシリーズ第3弾!!ミスリードや伏線を巧みに散りばめ、更には終盤怒涛の展開が待ち受けます!大満足の一冊となりました!お勧めです!……勿論、下ネタも完備してますヾ(*´∀`*)ノキャッキャ2020/10/23

さばかん

55
う~ん最高に面白かった。       本格社会派エロミステリー。      もっとエロ描写を充実させてくれればもっと最高だった。      う~ん特に言うことが無いくらいにはよくできた面白いミステリーだった。2018/10/07

おりん

48
面白かったー!秀作。エンタメ、というか笑い&ミステリに徹してますね。プロ魂を感じます。すらすら読めるし、なにより本能的に反射的に笑えるネタが詰め込まれた文章で快適に読めました。この人のはデビュー作も読んで、悔しいけども面白い本だなぁと思っていましたが、本作は素直に面白くて良かった。本作は一応社会的なテーマも扱ってて、それも上手いです。所々じんとくる箇所があったりして。叙述に頼ってない所も高ポイント。叙述トリックだけのミステリはやっぱり物足りないんですよね。早坂さん他の作品も読みたいな。2018/10/31

かめりあうさぎ

48
らいちシリーズ三作目。ミステリとしては面白かったです。文体もこざっぱりしていてミステリらしく無駄がない。エロ満載の味付けでしたが、構成は本格の王道でした。ただ、面白かったからこそ、もう少しエロ部分の書き方をマイルドにしてくれたらもっと評価あがるのになぁーなんて複雑な気持ちにもなります。今回は少し社会派要素もはいっているのかな。その部分は少し勉強になりましたかね。2018/08/06

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