内容説明
「反日」「歴史捏造」に物申すアメリカ人歴史学者の日本「愛国」論。
罪もないのに、いつまでも悔い改めている日本。自分が悪くなくても、なぜか反省し、謝ってしまうのは、ある意味、日本人らしいところです。でもそれは、日本の克服すべき弱点でもあります。
アメリカに生まれ、大学で東洋史(中国史)を研究し、韓国で英語教師として働き、現在、日本の大学の教壇に立つ歴史学者が、
日本の歴史・文化・伝統の素晴らしさとともに、その克服すべき課題を論じる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TheWho
12
日本・中国・韓国に滞在経験がある日本史研究家で、麗澤大学准教授の米国人の著者が、日本を言及する1冊。冒頭から米国人でありながら米国の歴史的欺瞞を言及し、終始日本擁護を展開していた。そして日本の戦後の自虐史観の蔓延や、日本国憲法は、日本人の恥であると云い、そして著者の日本愛に基づき、日本人と歴史の優れた点を述べ、またこれからの日本の進むべき道を示唆していた。米国人が、日本は米国から距離を置き真の独立を果たすべきとの論述には、考えさせられる1冊です。2019/11/06
軍縮地球市民shinshin
11
日本・アメリカ・中国・韓国の比較文明論のような本。なかなか面白かった。著者の実体験がもとになっている。日本人は謙虚でアメリカ人は傲慢というのは、そうなのだろうなと思う。日本人はすぐ自分の非を認めるが、アメリカ人は「謝ったら負け」のように考えている人が多い気がする。ただ著者は南部の出身で、南北戦争後の教育のせいで南部人はすぐ謝る性質が身についてしまっていてそこは日本人と似ていると指摘していて、そうなのかと勉強になった。南北戦争の時に南部諸州は「アメリカ連合国」と名乗って連邦脱退を宣言し新国家を樹立したのだが2021/09/07
スウィーニー校長
9
★★★★☆ 日中韓に留学経験のある米国人歴史学者が、 日米中韓の比較と、日本の長所、課題を語る。 米国は内戦寸前。 トランプが弾劾されたら内戦が起こりかねない。 終わりの始まりに突入した米国も、 ソ連のように崩壊するかも、と日本は準備をすべき。 テキサス親父の本で見た米ポリコレの酷さをみると、 米国はもう秩序が絶賛崩壊中。 それにしても、モーガンさんは日本の文化に詳しい。 たまには文学作品でも読もうかな・・・2018/12/19
238。
0
啓蒙思想や自然法についてもう少し勉強した後、気が向いたら再読する。2019/09/19
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