講談社学術文庫<br> 仕事としての学問 仕事としての政治

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講談社学術文庫
仕事としての学問 仕事としての政治

  • 著者名:マックス・ウェーバー【著】/野口雅弘【訳】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 講談社(2018/07発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065122198

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内容説明

「職業としての学問」、「職業としての政治」の邦題で読み継がれてきたマックス・ウェーバーの二つの講演が、いま読むにふさわしい日本語で甦る。ドイツ語の原語Berufには、生計を立てることとしての「職業」という意味だけでなく、神からの「召命」や「天職」という意味も含まれる。「学問」も「政治」も単なる「職業」ではない、とはどういうことか? 今ますます切実さを増す問いに答える新たなスタンダード!

目次

仕事としての学問
仕事としての政治
訳者あとがき
関連年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasara

27
二つの講演1917年「職業としての学問」1919年「職業として政治」を邦題変更新訳版。支配三類は合法的支配、伝統型支配、カリスマ的支配。 10年後再び会おうと締めくくりも1920年没 ドイツは第一次世界大戦敗北で多額の賠償金で苦しみ1929年10月世界大恐慌後扇動的演説と暴力装置を用いたカリスマ型極右ナチス党総裁ヒトラーを1933年首相誕生させることを選んでしまう。どの時代もリーダー選びは難しい 2021/03/19

アミアンの和約

19
マックスヴェーバーの晩年の講演録。従来は岩波文庫での「職業としての学問」と「~の政治」が知られているが、こちらは二つの講演を一冊にまとめた新訳である。岩波版は訳が古いため読みづらいが、こちらは2018年に訳されたばかりの新しいものであるため各段に読みやすい。今から読むなら断然こちらをお薦めする。訳者の野口雅弘氏はヴェーバー研究の専門家ということでこちらの解説も必読。2025/04/18

でら

19
ゼミで半年かけて読んだのですが、そのかけてきた時間もあってか読んだほとんどを忘れるという最悪な結末に。ただ読んでいる上で理解しやすかったのは圧倒的に学問の方でした。サイコロ賭博の例えは新鮮だったし、他のゼミ生とウェーバーが講演で話した意味や意図を話し合えて個人的には良かったです。また少し時間を置いてから再読したいですね2021/07/16

funuu

15
ウェーバーさえ自分が教授になれたのは「サイコロ賭博」の結果だと述べている。自分より優秀な人が教授になれなかったと。また、当時は形式としては自分の担当する生徒は教授に自分の教室からは出せないという建前があった。そこでウェーバーは自分の受け持ちの一番優秀な生徒をたの教授に預けたが教授になれなかった。近代政治は形態はどうであれ官僚組織が力を持っていることがわかる。あのヒトラーでさえ官僚にかつがれていたのであろう。2019/02/17

かんがく

14
今月の古典、のはずが翌月になってしまった。新訳であり、平易な表現と現代的な視座による注釈が目立つ。一方、内容については難しくよくわからない部分も多かった。官僚と職業政治家についての分析のパートが一番興味深かった。2021/04/02

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