エンペラーズコミックス<br> マリオネット師【第9巻】

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エンペラーズコミックス
マリオネット師【第9巻】

  • 著者名:小山田いく
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 大洋図書(2018/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

街はドラマに満ちている…人は秘密に満ちている…
その秘密を抜いていくスリがいる…
人形使い、九頭見灯、いまだ前科0犯…。

偶然のように見えた出会いだったが…実は…。
街で落とした荷物を拾った事から俊六が知り合った美しい女性、精霊田礼。
礼は俊六が劇団Vの話をしたところ「田舎にある亡父の家に脚本に使えそうな資料が沢山保存してある」という。
俊六はデートの誘いでは?と訝しがるみのりを連れて礼の家を訪れる。
そこは膨大な資料が積み上げられた古民家だった。
気味悪がるみのりをそっちのけに資料に夢中になる俊六。
帰り際、礼の車が故障し、その家に泊まる事を余儀なくされる俊六とみのり。
その時、闇が二人の前で口を開く…。

その他、かつて名を上げた老スリの見事ながらも悲しい引き際…「疾風のダイ」。
かつて共に医師の道を目指した幼なじみと再会した灯、その胸に去来するものは…「幼なじみ」。
街中でばったり会った非番同士の蛍と斗賀、二人でのんびりするはずが思わぬ事件に巻き込まれる「ふたつの非番」など。
「すくらっぷ・ブック」で温かな青春像を描いた小山田いくが一転、社会的テーマを絡めた人生劇の描き手として作品を通じ鋭い問題提起を行う、社会派少年漫画第9巻!

小山田先生の当時の単行本コメント
『僕は昔から、時折、夢で見た光景をマンガのアイデアに使っています。
ここに収められた「幼なじみ」の話も、実は、夢で見た話をアレンジしたものなのです。-ただ、夢の中では、もっとずっと気の利いたオチがあったはずなのに…それが、どうしても思い出せずに、この話になってしまいました。
…夢で見た最高のオチ(!)、あなたはどんなもんだと思いますか?』