集英社文庫<br> 手がかりは一皿の中に

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集英社文庫
手がかりは一皿の中に

  • 著者名:八木圭一【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 集英社(2018/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087457476

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内容説明

あの一皿にヒントが隠されていたのか――。ある夜、グルメライターの北大路亀助は先輩の河口に誘われて食通のメンバーと絶品の熟成鮨を堪能していた。だが、メンバーの一人がその直後に死亡し、店が食中毒を疑われる事態に。閉店を迫られる店主を救うため、亀助は持ち前の味覚を駆使して、犯人探しをはじめる。事件解決のために食べまくる亀助に、食欲を刺激される美食満載のグルメミステリー。

目次

プロローグ
第一話 「熟成された殺意!? 弁護士不審死事件」
第二話 「赤じゃなくて黒!? ワイン投資詐欺事件」
第三話 「哀しみのフラメンコ!? 結婚指輪盗難事件」
第四話 「銀座の黒歴史!? 老舗料亭恐喝事件」
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

130
ナツイチ2019対象本 ドロドロした愛憎劇があるかと思いきや、人間関係を軽く扱う人間を特に悪気もなく描いていたり心理描写にムラがあるような感じの作品でした。しかしフグ毒を扱う犯人の計画性には怖さというより人間の秘めたる執念が見え隠れ…。こういう描写は大好きです。 2019/09/28

ゴンゾウ@新潮部

110
老舗の料亭を実家に持つグルメサイトの人気ライターが周りで起こる事件を解決するグルメミステリー。主人公がグルメサイトのライターという設定が時代を感じる。実在する有名店がところどころに登場。事件解決がサクサク進み読みやすい。最後に恋の予感。次作があるのか。北海道の方言に違和感。【ナツイチ 2019】2019/12/19

ダイ@2019.11.2~一時休止

96
美食ミステリー。今までの八木さんと違って軽い感じで楽しめました。自分の普段食べる食事からは程遠い世界です。2018/06/17

えみ

61
美味しいものをおいしいねと共感しながら食べる楽しさ。この想いは本当に何ものにも代え難い!そんな食いしん坊の私にこの小説が提供してくれるもの、それは…期待感高まるワクワクなオードブル、お口直しの恋談議を挟みながらの、美味で華麗なメインディッシュ、そしてデザートはお洒落に盛り付けられたミステリ。満足いくフルコース!!食を愛してやまないグルメライターの亀助は、食に纏わる事件が起これば一転して事件の真相を暴いていく美食探偵に変身。肥えた舌を駆使して次々と事件解決へと導いていく。食とミステリのマリアージュな一冊!2023/03/04

25
さくさくと♪一話目で、普通のグルメライターさんかと思ってたら(@_@)スゴイお家柄な設定に、ちと引いたものの。その後も楽しみました。残り2作も手元にあるので読み進めます。2022/08/19

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