集英社文庫<br> 沖縄コンフィデンシャル 楽園の涙

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集英社文庫
沖縄コンフィデンシャル 楽園の涙

  • 著者名:高嶋哲夫【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2018/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784087457421

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内容説明

沖縄県警捜査一課の反町は、早朝の電話で強盗未遂の現場に駆けつけた。被害者は、儀部優子。反町の同期で準キャリアの赤堀が追っていた軍用地を巡る土地取引事件の関係者だった。捜査を進めると、地元暴力団や中国マフィアが絡む連続殺人事件との密接な繋がりが浮かび上がり……。楽園・沖縄に蠢く陰謀が全て明らかに。それは、日本全体をも揺るがす“禁断の事実”だった――。シリーズ最高頂!

目次

第一章 真実の行方
第二章 過去の亡霊
第三章 謎の中国資本
第四章 亡霊たちの再会
第五章 廃墟ホテル
第六章 最後の戦い
第七章 楽園の涙

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

酔拳2

23
第三弾。沖縄県警の物語。一巻で散りばめられた謎や人物が回収された感じ。東京生まれで刑事らしくなってきた反町、東京コンプレックスの準キャリア赤堀、ハーフの沖縄人ノエル、ベテラン刑事にして古武道の達人具志堅と、登場人物は健在。仲間でありながら組織の都合上100%打ち解けない反町と赤堀の関係性もいい。沖縄という特殊な場所柄のため、本土と大陸系の陰謀が渦巻く。一大観光地の今からはあまり想像がつかないが、人々は虐げられてきたんだなあ。最後のよし枝さんの話が沁みる。2023/06/09

オオイ

6
今回もそれなりに面白く読めた。2023/12/08

アロハ

6
積本より。すごく好きなシリーズ。しかも今回はサイン本なんです!うれしかったー!の割に積んでしまってたのですが。。。舞台が沖縄なので、基地問題、中国との絡み、県民とそのほかの県の人たちの考え方、政治に利用される…などなど問題が多い中、今回は巨大リゾート開発を巡る話。フィクションとはいえ、本当に沖縄って色んな問題が混ざった土地なんだな。しかも、江戸時代までさかのぼって、周りにあーやこーやでかき回されてる土地。今回は一区切りついた形になりましたが、終わらないでくれ!リアルな土地の出てくる本は貴重なんだ!2019/08/31

ともも

5
「楽園の涙」私にはわかりようがない苦労が沖縄の人達にはあるのでしょう。今度沖縄に行く時はただの観光だけではなく勉強も必要ですね…2025/01/01

gonzui

4
kindle。在住地が舞台なので、シリーズを通してシーンごとに場面を想像しながら読むことができて一層楽しめた。1作目から追い続けた事件が決着し、シリーズ終了・・・かと思ったら続きが出ているらしく。嫌いじゃないシリーズだけにちょっとうれしい。2020/07/30

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