内容説明
隣国の第三皇子、朔耀(10歳!)に輿入れした公主・翡翠。逃亡するはずが怪しい廟に閉じ込められ、一晩かけて脱出すると、十年が経っていた! しかも朔耀は年上で皇帝になっていて、翡翠を妃にすると言い出し!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
54
またまた中華風ファンタジーものライトノベルを♪10歳の公子に訳ありで嫁いだヒロイン翡翠、とある事件で神仙?の力により10年浦島太郎状態に、10歳の公子は20歳の皇帝になっていて…!というストーリー。最初は文章が少し読みにくかったけれど(ちょこちょこ誤字脱字もあるし^^;)概ね楽しくコミカルさにもクスッとなりながら読了しました!恵顕のバックボーンとか皇太后のこととか他の妃嬪とか、色々気になるのに解決していないことが多く気になるので続刊も読みます。2019/03/17
よっち
29
隣国の第三皇子、朔耀(10歳)に輿入れしたワケあり公主・翡翠。逃亡計画の途中で翡翠は朔耀と放火に巻き込まれ、何とか脱出してみれば外では十年が経過し、先に逃した朔耀と年齢が逆転していた中華ファンタジー。いつの間にか年上になり皇帝として再会した朔耀に抱く複雑な想い。共に過ごしていく中で徐々に変わってゆく翡翠の心境と、朔耀と国を取り巻く複雑な事情。序盤は展開が早かったですが、苦境に追い込まれ朔耀のために翡翠が奮闘する展開はなかなか良かったですね。ここから物語としてどう展開するのか、続巻あるなら読んでみたいです。2018/08/07
ぐっち
25
小さかったヒーローが年上に、という設定に興味をひかれたものの、最初逃げ出そうとしていたヒロイン、あっさり約束をやぶってるヒーロー、しかも実はヒロインが…という、何だか乗り切れないことがちょいちょい。サブキャラの皆さんがいいキャラだったのが救いでした。2018/07/28
夜野
2
すっきりしない。読みにくい。何故第三王子のヒーローが若干10歳で皇帝になったのかなど、重要な情報が説明されないまま話が進む。危うい皇帝の地位、神仙と国の在り方、ヒロインの重い背景が中盤で明かされるけど、だったら前半のゆるすぎる頭のヒロインや、能天気なラブコメは何だったのかと温度差がある。ヒロインは至尊の座にふさわしいか以前に、他人を踏みつけることに罪悪感を感じない性格は人間として好きになれないし、幼いヒーローを裏切っていたのに、何故あぁも懐かれていたのかも謎。お義兄さんとヒーローのお師匠さんが良心。2018/07/04
M
0
ヒロインの性格が好きと嫌いの間の微妙な感覚のまま終わってしまった。考えなさ過ぎるだろ、とも思うけども、素直で自由とも思う。しがらみが多いヒーローはそこに惚れたのかな?拗らせてるけども!謎は解けてよかったねって終わったけど、全ては終わってないよね?2018/12/09