内容説明
大人気シリーズ第７弾！善治郎とフレア姫が急接近！ 女王アウラはどうなる……！？
結婚式に出席するため、ガジール辺境伯領へとやってきた善治郎とフレア姫。
そこで待っていたのは、ガジール辺境伯家次女と名乗る少女ニルダだった。
アウラからの事前情報では、ガジール辺境伯家の娘はルシンダ一人のはず。警戒感を抱く善治郎。
その数日後に問題が発生する。ナバラ王国使節団の騎士ライムンドが、誤って立ち入り禁止区域に足を踏み入れてしまう。
その一件をきっかけに事はは次第に大きくなっていく。
事態の悪化を回避するために、善治郎が奮闘。問題解決の策をフレア姫に要請する。
そのことで心理的な距離が近づいたフレア姫は、善治郎に対するほのかな恋心を自覚するのだが―――！？
渡辺 恒彦（ワタナベツネヒコ）： 北の大地で生まれ、育ち、暮らす。小説投稿サイト「小説家になろう」で発表した「理想のヒモ生活」が、永きにわたって総合ランキング1位に輝く。
文倉 十（アヤクラジュウ）：古都で生まれ、育ち、現在は東京で暮らす。『狼と香辛料』（電撃文庫）など、人気作品のイラストを数多く手がける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
69
緊急事態宣言下のシルバーウィークは読書趣味には幸せすぎますね（笑） そんなわけでサクッと読んだ7巻です（笑） 内容は全巻の話からの続きでプジョル将軍の結婚式。結婚式自体は滞り無く終わるが…。いやー今回も面白かったけどこの間だけでいえばいるの？的な感じは否めない。これが後々の伏線だったと思いつつ時間にも期待な位置付けですね！ そろそろ放ってある双王国との話もスポットライトを当ててやってほしいですね！ そんなこと言いつつしっかり堪能しました（笑）2021/09/23
まりも
35
シリーズ第7弾は善次郎がフレアと一緒にプジョル将軍の結婚式に参加する話。久々の新刊でしたが今回も面白かったです。web版と違って善次郎が巻数を重ねるごとに王族としての行動力を手に入れて行っている感じがするのが良いですね。もうヒモとは程遠い所にきたけど、やっぱり主人公はこうでなくちゃ。ルシンダさんがお美しくなってたり、フレアが可愛かったりと女性陣の魅力もしっかりと出ていたので、今回の話も大満足でした。あとは刊行速度の遅さをなんとかしてもらいたいところです。次巻はいつになるのやら…2015/09/30
こも 零細企業営業
27
結婚式よりも外交問題の方がメインになってしまった。 しかも、自身の国よりも国力が大きい隣国の王族を侮辱するとか若いとは言え老将軍の副官は馬鹿なのか？2020/11/19
蛇の婿
27
最近多く出版されているネット小説で作者が自分の願望的なアイディアを優先させ、世界設定やらリアリティやら物語性やらを２の次に置いている中、このシリーズはそのへんしっかりと作り込まれているよなぁ、という印象。もっとも、さほどライトノベルやネット小説に造詣は深くないので、この作品だけがそこまでの水準にあるわけでもないかもしれないと思いますが。非常に楽しく読了。続巻が楽しみです。と言うか、このストーリーが目指す先が楽しみです。…でも登場人物が出揃うまではまだもうちょっと静かな話かなｗｗ2015/10/07
AKF-ZERO
24
カープァ王国のプジョル将軍の結婚式へ参加するため、ガジール辺境伯領へ到着した善冶郎と、その側室候補である北大陸のフレア姫一行。そこで些細な事で事態は予想外の出来事へと発展。それを穏便に解決するため、善冶郎によって嗾けられたフレア姫が、狩人の如く獲物を追い詰める！男尊女卑の世界で抑圧されてたフレア姫が、善冶郎によって解き放たれ、とっても生き生きしてます。これはフレアさん惚れ直しますよ(笑 そしていいトコ全部持っていこうとするプジョル将軍はやはり油断なりませんね。次も楽しみです。2017/06/08
