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内容説明
同じことを言われても、あの人なら喜んで受け入れられるのに、あの人に言われるとどうしても反発を感じてしまう。そんな経験は、誰にでもあるだろう。人はなぜ、「言う人」によって、あるいは「言い方」によって、腹を立てたり納得したりするのだろうか。著者は、その根本要因として、《「論理」と「感情」のバランス》に着目する。「論理」だけを優先させれば、相手は理解をしても納得はしない。論理を生かす「感情表現」を身につけてこそ、腹の底から納得し合う「感情で握手した人間関係」が成立するのだ。本書は、数人の部下やプロジェクトメンバーを束ねるリーダーたちに向けて、人を束ね、事を成し遂げる上での「感情表現」戦略スキルを、独自のメソッドで展開したユニークな一冊。ジャーナリスト・編集者として活動する一方、大学改革や国際交流・社会貢献の現場に携わってきた著者ならではの実践的な方法論が、平易に解説されている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshiaki MadDSun
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たまに口がごっつい悪い僕。言い方に配慮はしているけど。振り返りになりました。 2013/05/21
えも
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デキるのに言い方のキツい上司がいるので、あるある的に読み始めたら、案外中身がしっかりしてた。 社会心理学の理論を援用しつつ、自身の企業コンサル事例を用いて具体的・理論的に説明してくれてる。 キーポイントをメモしておきたくなりました。2012/04/17
Yasunari Yamakawa
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7~8年前に、たまたま空港で手に取り、東京行きの機内で読んだ本。 読書にあまり興味が無かった私が、読書をするキッカケになった本です。 読書ビギナーにおすすめ!
暇さえあれば
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言葉に感情を乗せる2022/06/18
なぐららら
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・集団が何人で構成されていようとも、「三人」が一つにまとまって行動すると「集団圧力」が生まれ、相応性、同調行動が生ずる。 ・人を引き付ける感情の第一歩は「他者が話しているときにうなずくこと」 ・人を束ねて事を成し遂げたいなら、輪郭のハッキリとした自己像を語ろうと努力すること、自分を開く努力をすること。 ・コミュニケーションの主体は発信者ではなく、受信者。受信者の気持ちを動かすこと。2019/01/17