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内容説明
ゆっこさんとあっこさん。ちっぽけなプライド。ご主人とお別れした中古ロボット。 わたしの思い出。あなたの思い出。いろんな色を集めて。 少女漫画家ヤコと、猫型ロボアシのポコ。“革命後”の世界で生きる2人のいとしい日々。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
13
約2年ぶりの新刊。ゆっこペンの作者?登場。「ゆっこペンはね集めてる途中の日々が一番幸せだからよ」ゆっこペンに限らず、何かを集める時ってそんな気がします。揃った時は 嬉しいんですが、寂しさもあって。32話、ヤコが乗ってる車への思い入れと車を買った理由に、ほっこりしました。34話のお好み山さんの話。自己中心的で、ヤコを自分のペースに付き合わせるお好み山。好きじゃないな~と思っていたら、まさか泣かされる展開になるなんて!ロボットのルミコ、お好み山さん、幸せになってね!!2018/08/10
Dash-Checker
11
3巻で終わりかと思わせておいての4巻。お好み山先生のキャラが強烈で、本当に側にいて欲しくない人物。しかし彼女にも色々あって…。今回は漫画家悲哀編といった感じ。様々なキャラの本音が披露されるストーリーに胸が痛くなってしまう2018/07/12
ジェミジェム
6
いつもながら、ゆったりした世界にひそむ深淵に泣かされる。ぽかぽかの太い線で読者の頭の中に哀愁をぶっ込んでくるからたまらない。たとえ陰日向に咲く花のようでも、人に指図されず好きな絵を描くことを選んだ人たちの切なさと自由さ、孤高さ。作者の方が自身のブログで「悦子としましては、できるだけここで見せていくのでみなさんあまり特典に左右されなくていいですよ。なんかもう、そんな気分なのです。どこの本屋で買ってくれてもありがたいです。」と書いていたのを思い出す。2018/07/08
かやま
5
良い意味でも悪い意味でも安定してきた感じ。ゆっこペンの全色数判明したのかな。廃盤になったトーンとか小道具が相変わらず良い。ズボラ飯最近単行本出てないけどどうなったんだ。2018/07/09
しのざきえつこ
5
どの巻を読んでも泣いてしまうのだけど、この巻もやっぱり泣いてしまった。話自体が泣けると言うのもあるけれど、その話を読むことで自分の中の思い出や体験が揺り動かされて泣く、という事も多い気がする… 読むたびに大事に生きていたいなぁと再確認させられるシリーズ。2018/07/08