東京怪童（２）

著者名：望月ミネタロウ

講談社（2018/06発売）

• ISBN：9784063728637

内容説明

とじる心、憂鬱な時間、遠い記憶。まともに見えた大人。とじる心、憂鬱な時間、遠い記憶。まともに見えた大人。とじる心、憂鬱な時間、遠い記憶。まともに見えた大人。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

これほど、自己と他者との関係性を切実に描き出そうとしている漫画も、そうはない。ハシの漫画が、自分と他の患者を区別するハシのように、まだ切り離された存在であるけれど、やがてこの劇中漫画は現実に浸食し、他者と交わっていくのだろう。やがて訪れる境界の曖昧さは、無理やり白と黒の選別をするよりも、面倒だがきっと幸福な世界に違いない。「悲しみには常に希望が寄り添う」ように。

2010/05/27

[小鈴]

まだ先は読めないな。しかし、よく商業紙で掲載してるよね。今の世の中、分かりやすい作品ばかりが蔓延してるのに。

2009/12/26

[コリエル]

失踪した玉木医師。彼の取った行動によって、なぜ彼が患者たちに親身であろうとしたのかが見えてくる。そして、彼の言うようにハシや花たちを患者として括ってよいものなのか。脳器質障害の数々も、性的マイノリティも何もかもすべてを包括的に認め尊重する優しい世界があるのではないかという問い掛けが本作のテーマの1つなのだろう。

2019/06/06

[ジョニーウォーカー]

…それにひきかえコレは…本当に話の構想練れてるんだろうか？　３巻までは付き合ってみよう。

2010/01/06

[トリバタケハルノブ]

今まで読んだ漫画の中で一番絵の力が凄い。そしてその絵が表現から浮いていない。そこが最も凄い。

2010/01/03