光文社文庫<br> 誰知らぬ殺意~夏樹静子ミステリー短編傑作集~

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光文社文庫
誰知らぬ殺意~夏樹静子ミステリー短編傑作集~

  • 著者名:夏樹静子
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2018/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334773212

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内容説明

29歳の桐子は、求婚してきた吉森と萩の温泉に来ていた。だがその夜、桐子は宿を抜け出し別の温泉宿へと向かう。そこで待っていたのは過去5年間、秘密の関係を続けてきた妻帯者の湖島だった。桐子の胸に秘められた、ある決意とは……。(表題作) 秘密の愛に彷徨う女たちが最後にとった驚愕の行動――ミステリー界に大きな足跡を残した著者の魅力溢れる傑作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アコ

20
7篇収録。1990年から2000年に別の文庫で出版済作品を集めた傑作短篇集。著者の名前こそ存じ上げているも初読み。(検事・霞夕子シリーズなどドラマも観たことがない。)/繊細な心理描写と美しい文章はさすがだなと感じるも、あらゆる設定にずいぶん時代を感じてしまってイマイチ感情移入できず。再挑戦するか迷う。/著者に関心を持ったのは山村美紗の人生をまとめた「京都に女王と呼ばれた作家がいた」(花房観音 著)より。これ面白かったなぁ。2021/10/12

fumikaze

11
「誰知らぬ殺意」表題を含む、夏樹静子短編集。面白かった、…と思うのだが読み終わって1ヶ月近く経つと殆ど忘れている、情けない、後でもう一度読もう。2017/10/26

JKD

11
40歳前後のちょっと危険な男女による緻密な殺人計画のはずが、誰にも知らせられない後ろめたさのせいで、どこか抜けができてしまう。そういう姑息な場面がたくさん出てくるのでハラハラさせられる。正統派ミステリー。 2016/08/06

海星梨

9
KU。全員、シタ女なのはどーにかならんのか。二つ三つならまぁいいけど、七つともだかんな……。この短編傑作集、あと二冊あるけど、こちらも全員不倫してんのかな?2022/12/04

オーリ

4
★★★通勤にて読了。結構読みやすかった。不倫、浮気が多いので、人間関係もややこしかったけど。「ベビー・ホテル」は、子供を預けて浮気を楽しんでいた女性にとって最悪の事態が起きる、というのが、本当に最悪で引き込まれた。これが一番面白かったかな。「滑走路灯」も、まさかのアリバイ破壊、というか、妨害というか。ラストが印象的。でも何だかややこしい短編が多いので後からどんな短編があったか思い出せなくて困った。2023/12/28

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