内容説明
もっと新聞を活用しなければ、もったいない!いくつになっても、誰でもどこでも学べる最新情報満載のテキスト“新聞”を使って脳力を上げる!
「中高年になって知的荒廃が起こると、ひいては健康を害する」と著者は言う。そうならないためにはどうしたらいいのか? そんなとき、まったく偶然に新聞の存在を思いついた著者が、中高年のための自己学習には、新聞こそがもっとも具体的、かつ、簡便であり、それを「新聞大学」と呼んでも少しもおかしくないと閃く。さらによいことに、日本の新聞は戸別配達で、「テキスト」は日替わり、じっとしていても手許に届く。それを活用しない手はないと。著者自身の新聞の活用法を例に挙げ、脳力が上がる読み方を伝授!
・すぐれた“見出し読者”になる・「疑う力」を養う・株式欄は数字の砂漠ではない・個人情報のおもしろさ・目からウロコの保健知識・広告文の効用・休刊日には“旧聞”をひっぱりだす・わかりにくい記事ほどいい……etc.
「新聞大学は、毎日、標準的日本語の散文を提供してくれる。それに親しんでいれば、散文に対する目が養われる。それだけでなく、理知的なものの見方、考え方を身につけるようになる可能性は大きい。
俗にいえば、頭がよくなる、のである。――そう言っても過言ではない。」――本文より
※本書は2016年11月、扶桑社より刊行した『新聞大学』に追記し、文庫化したものの電子版になります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nakmas
12
2016年刊、つまり著者が亡くなる4年前の著書。 90歳を超えてもなおその時の事物に目を向けて、 それまでに得てきたものと、物事の本質とを組み合わせて、 未来に繋げていこうとしていた雰囲気がする。2024/01/21
ひと
12
生涯学習としての新聞活用術。特に、知的好奇心が衰えてくる老後の学習習慣維持のために有効な気がした。デジタル化によってネットニュースをつまみ読みするようになってから紙面で読むことはほとんどなくなってる新聞。興味を持つ以外の分野にも対象を広げ、固くなった頭に刺激を与えるツールとして良さそう。日刊なので、習慣化にも向いている。でも、現役のうちに新聞に時間を割く気にはなかなかなれない。読書時間を削りたくないので、しばらくは週末中心に関心を広げる材料として使い、引退後に毎日学習に切り替えよう。何新聞がいいだろう?2023/07/24
袖崎いたる
11
新聞は大学であるという主張の敷衍。ちなみにわたしはブックオフは大学だと思ってます。2018/07/26
スプリント
7
新聞以外にも情報を得る手段が増えた現代において 新聞の活用方法は変わってきていると思います。2018/08/25
しめ
5
『思考の整理学』の外山滋比古が「新聞」を用いて学び続ける方法を説く。総じてふうんという感じだった。多様なメディアが存在して現代で新聞を選ぶメリットは理解できるが、メディアというフィルターを通して情報を受け取ることを忘れてはならない。2018/12/12
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