内容説明
辺境領主の妹フェリアに降ってきたのは、マクロン王の31番目のお妃様（候補）に選ばれたという話！
……って３カ月に一度しか王のお越しがない『貧乏くじ』のお妃様かーい!!
「まぁどうでもいいわ」と畑を耕し始めたフェリアだったが、初対面でマクロンと恋に落ち、『31番目』なことが最大の障壁になって!?
規格外妃の爽快＆痛快！ 成り上がり邁進劇!!
【電子限定！書き下ろし短編「1番目のお妃様」「2番目のお妃様」・キャララフ付き】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
24
31人のお妃候補のもとに1日ずつ通う王様。31日があるのは3か月に一度なので会いたくても会えない…という設定。ヒロインが自力で道を切り開いていて良いなと思いました。続くのかな？2018/06/23
陸抗
22
辺境で鍛えられたフェリアが、31番目のお妃候補になって王を含め騎士達の胃袋を掴んでしまう。後宮の洗礼も自身の知力と腕前で簡単に裁いてしまうし、密かに味方も増やしてしまう。向かうところ敵無しな状態に見えるけど、今後、ライバルが登場したりするかな。2022/07/26
瀧ながれ
21
タイトルでちょっと敬遠していたのだが、お妃様がほかに三十人いるのではなく、お妃様候補を三十一人集めてから一か月かけて一日に一人づつ対面してお妃様を決定するので、ヒロインを含めて候補が三十一人いるというお話だった。なかなか埋まらなかった三十一番目に加わった辺境領主の娘であるヒロインは、畑仕事も料理も裁縫も自分でやってしまう庶民派。華やかなお妃様候補の相手で疲れ果てた若き王様を安らがせるには最適で、ロマンスにはときめくけど、実際お妃にするとどうなのかなあ。まあ、彼女のしっかりした性格なら大丈夫かな。2021/01/16
nishiyan
12
辺境領主の妹フェリアが王マクロンの3ヶ月に一度しかお越しのない貧乏くじの31番目のお后候補に選ばれたことから始まるシンデレラストーリー。魔獣も出る辺境の地でお転婆に育ったフェリアが後宮で女官長を筆頭にライバルのお后候補たちにいじめられるのだが、柳に風とばかりにあしらいながらもバッサリと切って捨てるところは痛快。そんな彼女がマクロンとの面会で早くも恋に落ちるのは素敵。マクロンも彼女に…。腹黒王様と田舎娘の恋というの良いですね。マクロンの期待に応えて、フェリアは誰もが納得する王妃になれるのか。次巻が楽しみ。2020/06/23
rozeriy
10
楽天Kobo購入。決まった期間中、王妃選びに31人のお妃候補を集め毎月宛がわれた邸の番号の日にしか王様とデート出来ないしきたりの中3ヶ月に一度しか回らない 31番目の妃候補に選ばれた辺境育ちの野生児フェリア。 チート過ぎる度胸と能力とカリスマ性で周りをぐいぐい振り回して、候補選びの期間中スローライフを楽しもうと思ったら、やっと順番が来て出会った王様とお互いに一目惚れ。 互いの理想をそれぞれに見て、王様のために王妃への道を邁進する姿がかっこいい。2020/03/15
