新装版 金剛番長（２）

著者名：鈴木央

講談社（2018/06発売）

• ISBN：9784065114421

内容説明

「居合番長」「念仏番長」「剛力番長」……。東京２３区各区を束ねる「番長」のうち３人を倒した金剛を、今度は板橋区を統括する「卑怯番長」が襲う。その名の通り卑怯な手段で北区の「白薔薇番長」を撃破した卑怯番長は、さらに卑怯にも陽菜子の妹・月美を人質にとるが、金剛は逆境をパワーではね返し、逆に卑怯番長を追いつめた！　その時、二人の前に現れたのは…？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[紫雲寺 篝]

「辞世の句を詠むがいい。」金剛番長にそっくりな少年児玉磊。その母親だというサソリ番長との対決は思わぬ結末へ。そして目立ち過ぎた金剛番長を倒す為結成された暗契五連槍。金剛番長のピンチに駆けつけたのは……！？ハイテンポでストーリーが続き、ここに来て以前の敵が仲間になる展開へ。素直に熱いし心強い。居合番長は純過ぎるが。番長達はそれぞれ個性的だが、並ぶとそれぞれ引き立て合ってるのもいい感じ。金剛番長の兄や作中でもあり得ないほどデカい父親とか、詳細は持ち越しだがこれが核心なのかな。敵もキャラ濃いし再登場して欲しい。

2018/06/24