ゲゲゲの鬼太郎（４）

著者名：水木しげる

講談社（2018/06発売）

• ISBN：9784065120835

内容説明

国防大臣に吸血鬼退治を依頼された鬼太郎。一方、ねずみ男はギターを持った怪しい男の秘書に雇われる。この男こそ、ギターの音色で敵を惑わせる、「音楽催眠術」を操る吸血鬼エリートだった！　その魔力によって捕われてしまった鬼太郎は、肉体を溶かされ骨だけの姿になってしまう……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[リプリー]

「吸血鬼エリート」後編と「妖怪獣」の前編を収録。随分と大ネタが続く。特に「妖怪獣」は、まぁ凄い。第6期でも二話に渡り、放映され、特に前半部はかつてないくらい原作に忠実な展開を見せた。しかし、後半は大幅に省略。ヒーロー物としてはある意味充分とも言えるが、原作はかなり危機的な状況に追い込まれる。そして、かなりグロテスクな描写も。 よくもまぁこんな複雑なお話が思い付くモノだと改めて感服したのを覚えている。

2018/06/25

[甲斐祐貴]

エリートと八百八狸

2018/07/28