内容説明
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現代では数学的ものの見方、考え方が注目されています。「定理」とは「正しいことが証明されたもの」で、数学的思考のもととなるため、使いやすく、応用がしやすいのです。ゆえに日常生活で知らずに応用されていたり、身近な事象を読み解くカギとなるものも多くあります。やさしく有名な定理から難しい定理まで、知って役立つ定理を図解でわかりやすく紹介する、楽しく役に立つ1冊!
難しい、苦手意識を持つ人が多い数学。そんな意識だと、「数学の定理」など、聞いただけで敬遠してしまうかもしれません。でも大丈夫。日常生活に「応用」された「定理」を知れば理解はそれほど難しくはありません。そして、美しい数式の裏には、意外な事実が隠されていることに驚かされたりもします。数学的な知識を得れば、楽しく、新しい発見が必ずあるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
17
最近思うのは自分が子どもだった頃、数がいかに楽しいものなのか、面白いのか、不思議なのか、そこを刺激される機会があれば...ということだ。他人のせいじゃないけど、思い起こしても解き方はわかっても、自分の中でその先に繋がっていなかった。子どもたちと算数を学ぶ今、これら定理が基本となっての面白さを伝えられたらと思う。定理が多く取り上げられているので、1つひとつはアッサリしたこの本。コラム的なものが秀逸。面白い。子どもの頃に戻りたい。ただ筆算計算解答を繰り返し満足していた自分に渡したい。あっ、でも読まないかも。2019/03/08
Mark X Japan
8
数学と世の中の繋がりや,数学者の裏話などが上手くちりばめられています。そのために,数学の面白さや楽しさを感じた一冊です。☆:4.52019/01/14
アルカリオン
6
(a+b)のn乗の展開式、2乗と3乗は今でも暗記しているが、それ以上のべき乗も「二項定理」として一般化されていることを知り、少し興奮した。係数がフィボナッチ数列になっているというのが何とも興味深い。2018/11/25
みあ
4
少し前に「青の数学」や「奇書の世界史」を読んだ時に、ふとこの本を長らく積んでいたことを思い出して。 内容は正直難しすぎて理解できないところも多くて、眠くなるほど面白いというより眠気と戦う面白さになっている気がするけど…… それでも前述の本で出てきた名前と再会したり、日常の小さな出来事を数学で素因数分解するのは面白かった。2020/02/29
たくみ
3
全く面白くないし、誰に向けて書いているのか不明。 問題文にない条件が解に出てきたり、説明が不充分だったり。 如何にも評論家先生の書きそうな内容。 このシリーズはもう読まない。2019/09/20