わたしのお婆ちゃん 認知症の祖母との暮らし

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わたしのお婆ちゃん 認知症の祖母との暮らし

  • 著者名:ニコ・ニコルソン【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2018/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065122518

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内容説明

東京で漫画家をしているニコ。家族は宮城に住む母と婆。実家は震災の時に流されてしまったけれど、婆の希望で、母が頑張って同じ場所に家を建て直した。そんな実家に久しぶりに帰省した際、ニコは婆の奇行を目にする・・・。幼い頃から、外で働く母に変わって、いつもニコの世話を焼き可愛がってくれた婆。しっかり者の婆が、なぜ・・・?大好きな婆が知らない人みたいになっていく・・・。ニコはまだ、認知症を知らなくて――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

69
認知症になった祖母と、共に暮らす母と、孫である作者ニコさんの実話漫画。みんな年を取るのは分かっていても、そこから何年も何十年も長生きをして、長生きをしたら認知症にもなる当たり前の時代になったという認識を持っている人は少ない。年齢問わず、性別問わず、たくさんの人に読んで欲しい。自分の親が、祖父母が、いずれは兄弟が、自分が歳を取るとどうなるのかと言うことを。そして、涙と涙で読んでください。2019/04/15

たまきら

31
地元の図書館が認知症サポートの展示を開いており、その展示で出会った漫画です。認知症の義父を去年看取った自分にはまだまだリアルな話題ですが、当時市議会議員だった義母が素晴らしい施設を見つけた時、家族全員で賛成しました。家族でフルタイムで見ることが最善なわけではなく、助けを求めることは認知症の患者も助けることになることを元胸をはって言える世の中になってほしいと思います。冒頭の津波の話から最後まで一気に読みました。お母さんに「本当に努力されましたね」とお伝えしたいです。2021/09/18

ochatomo

11
「マンガ認知症」で知った作者 『もうね、お母さんと一緒に死のうかと思って』つかみが凄い 切なくて読む手が止まります… 5分経つと忘れるって本当そうですね 初出「ハツキス」2017~18年 2018刊2024/02/03

おさと

5
つらたん…。2022/07/29

むさみか

5
認知症になって すぐには納得できない 家族の変化に 戸惑い 疲れていくさまが とても胸に響きます 祖母 母 自分と 寄り添って生きてきたニコル家 勿論大切な家族ですから いつまでも一緒に居たい いつかお別れが来る日までは あんなに切望した家で暮らさせてあげたい でも どんなに大事な人でも 大事な人だからこそ 変わってしまった人が あるがままに居られる場所が 幸せかもしれません2020/11/12

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