出版社内容情報
金融機関がその投融資等に基づく間接的な温室効果ガス排出量を測定・開示する際の手法を、PCAF基準やそれが準拠するGHGプロトコルの主要な基準をもとに丁寧に解説。
【目次】
第Ⅰ章 GHG排出量削減手段としてのファイナンスド・エミッション開示
第Ⅱ章 非財務情報の開示枠組みとTCFD提言
第Ⅲ章 GHGプロトコル:温室効果ガス(GHG)排出量測定の全産業向け枠組み
第Ⅳ章 SEC公開草案「気候関連開示の拡張と標準化」の概要
第Ⅴ章 PCAF基準パートAの全体像
第Ⅵ章 PCAF基準パートAにおける7アセットクラス別ファイナンスド・エミッション計算方法
第Ⅶ章 PCAF基準パートB「ファシリテーテッド・エミッション」
第Ⅷ章 PCAF基準パートC「保険関連エミッション」
第Ⅸ章 低炭素社会移行への金融機関の目利き力:削減貢献量の大きい企業を探せ
内容説明
(1)上場株式と上場/非上場社債、(2)事業融資と非上場株式、(3)プロジェクト・ファイナンス、(4)商業不動産、(5)住宅ローン、(6)自動車ローン、(7)ソブリン債、スコープ3カテゴリ15「投資」をどう測定し、開示するか。ファシリテーテッド・エミッション、保険関連エミッションもカバー。
目次
第1章 GHG排出量削減手段としてのファイナンスド・エミッション開示
第2章 非財務情報の開示枠組みとTCFD提言
第3章 GHGプロトコル:温室効果ガス(GHG)排出量測定の全産業向け枠組み
第4章 SEC公開草案「気候関連開示の拡張と標準化」の概要
第5章 PCAF基準パートAの全体像
第6章 PCAF基準パートAにおける7アセットクラス別ファイナンスド・エミッション計算方法
第7章 PCAF基準パートB「ファシリテーテッド・エミッション」
第8章 PCAF基準パートC「保険関連エミッション」
第9章 低炭素社会移行への金融機関の目利き力:削減貢献量の大きい企業を探せ
著者等紹介
金子康則[カネコヤスノリ]
公認会計士、米国公認会計士(ニュー・ハンプシャー州)。1995年、青山監査法人PriceWaterhouse(現PwCあらた有限責任監査法人)入所。2007年より金融機関に勤務し、バーゼル規制/会計アドバイザリー・方針部門を担当。日本会計研究学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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