帰らずの海と人魚のふえ

著者名：マーカス・セジウィック/中野聖

学研（2018/06発売）

• ISBN：9784052043499

内容説明

海賊に捕まったエルフとレーブンは、嵐にまきこまれ、無人島に到着する。島から出るには、キケンな海賊船や巨大オバケ魚がうようよする、血の色をした「帰らずの海」を渡らねばならず……世界を救う旅はまたもや困難だらけ！　救いのカギは、人魚？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mayuri(Toli)]

この巻は海が舞台ということで、海賊に人魚、そうして無人島とそこで出会った砂人間といった、ありとあらゆる魅力的な登場人物が出演します。こういう奔放なイマジネーションがファンタジー小説らしくてとてもいいと思いました。また、此の巻になって気づきましたが、レーブンのなんと優しく紳士的な事でしょう。怒りっぽいエルフもかわいいのですが、読者対象の小さな女の子の中には、レーブンに胸をときめかす子も多いのではないだろうか、などと思いました。エルフとレーブンの世界を救う旅は、森、雪山、海ときて、次は砂漠に向かうようですよ。

2016/04/20

[Eri]

娘小2図書館。 シリーズ3冊目。 ずっと思っていたことだけれど、エルフがどうしても苦手なので、読んでいてストレスです。すぐに怒るし、人のせいにするし…… 章の始まりに、今のストーリーとは関係ないプチ豆知識が出てくるのも、読むスピードが削がれるので苦手です。 あと残り3巻で、ゴブリン・キングを倒すことが本当にできるのでしょうか？そうだったなら、なんともご都合主義だなぁと思ってしまいます。

2020/07/31

[サラサラココ]

小１こども、好きな登場人物は、動物の言葉が分かる男の子レーブンだそうです。

2020/02/01