内容説明
濃い津軽弁と小柄な体がトレードマークのドジッ娘(こ)メイド、相馬いとも高校3年生。三味線の腕前は相変わらず抜群、バイト先のメイドカフェではたるんだ後輩に鬼の指導(?)、一つ年下の鯉太郎への恋心も奥手なりに加速中。成長著しいいとの前に、「受験」という名の過酷な試練が待ち受けていた。そしてついにやってきた、旅立ちの時――。まぶしすぎる青春物語、笑顔と感涙の卒業編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
265
シリーズ第3弾。最終巻。遂に高校3年生。春から四季毎の話+最後にもうひと春の5話連作。大学進学も視界入ってね。学力に合わせた進学先選びだけで無く、そこでの学びを更にどう還元するか迄も見越して進路を考えるの超偉いし、そうあるべき。その上未来に対しては、流動性も合わせて考えているの素晴らしいと思う(๑•̀ㅂ•́)و✧。それにね。内気な女の子は根本的には変わらないのかも知れないけれど、後進の人達に発破を掛けたりする様にもなって。成長かな(親心)。東京に行ったなら、本場秋葉原に視察に行ったら好いのにね。なんて。2026/04/12
相田うえお
165
★★★★☆17066 ハツヱファンとしては是非ハツヱさんの演奏を見たいな〜。津軽じょんがら節は多くの人が演奏してるけど、ゆーちゅ〜ぶにマジいとちゃんみたいな人いるね。さて、いとみち三の糸、いとちゃんも成長し進路もめでたし。まさかエディーがハツヱさんとこに来ちゃって三味線とギターのバトルをするなんてね。しかし、津軽弁難しいなぁ〜。「わんつか? だばって? たげめごい?」わからん!「ラストチャンス」も津軽弁がきついと「茄子とチャーシュー」に聞こえるのかぁ。当方、青森,弘前は行ったけど大鰐温泉にはいつか行くぞ!2017/07/17
おかむー
109
文庫版で一年半ぶりに再読の『いとみち』最終巻。前向きな物語で満足ですよ。『絶品よくできました』。津軽弁コンプレックスにほぼコミュ障だったいとちゃんがメイド喫茶のバイトに応募してから3年間。いとちゃんも彼女を取り巻くひとびとも成長してそれぞれの道へ歩き始める■最終巻にふさわしい前向きな旅立ちの物語に、姪っ子の卒業式を見る気分でほほえましいやら目が潤むやら。次の世代に物語が受け継がれるエピローグも秀逸。ばばと“彼”のセッションはロック好きの著者がどうしても入れたかったエピソードなんだろうなぁ。2016/12/31
ゴンゾウ@新潮部
102
高校を卒業し仙台の大学に進学をするいとちゃん。メイド喫茶のアルバイトを始めた頃は全く人と話せなかったのに本当に成長した。故郷津軽に賑わいを戻す為に新たな道にすすむ。その夢を支える周りの人々がとても暖かい。会話の中に飛び交う津軽弁が心地よい。大学生になったいとちゃんにまた、会いたい。とてもとても暖かい作品。2018/03/06
kotetsupatapata
92
星★★★★☆ 文庫本再読 淡い初恋、家族や友達との別れ、進路や将来への不安と決断、そして故郷との別れ、、 と青春要素てんこ盛りの1冊。 内容はヤングアダルト向けかもしれませんが、我々親世代の人間が読んでも、とうの昔に忘れ去った大切な何かを思い出させてくれるストーリーです。 ラスト新青森駅での別れのシーンは目に浮かび、小生も目頭が熱くなってきました。 この先の物語の続きも知りたいですが、清々しい余韻を残したまま完結したままの方がいいのかもしれません 出会いと別れが交錯するこの時期にピッタリの本でした。2022/03/08
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