内容説明
10代目市川海老蔵(当時)に嫁いで40余年。
夫の12代目市川團十郎襲名、
息子の11代目市川海老蔵襲名を
舞台裏で支えた著者が大事にしてきた
もてなしの心、日本のしきたり、日々の暮らし。
今、明かされる成田屋のすべて----。
結婚、子育て、襲名、出会いと別れ・・・。
歌舞伎役者の人生に寄り添い、
ともに歩んできた道のりで、ひとつひとつ学び、
実践してきた小さな心づくしの数々と、
奥ゆかしくも華やかな歌舞伎の名門・成田屋の
日々の暮らしが一冊にまとまりました。
着物選びは“出ず入らず”/美味しいものは人を笑顔に/
歌舞伎役者の家に嫁ぐこと/おそろいの牡丹の帯/
感謝の気持ちを形にして/初お目見得と初舞台/
歌舞伎役者の母親として/いつも笑顔でいるために/
着物がつくる家族の歴史/家族のきずなetc.
成田屋ゆかりの品々も紹介!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はれひめ
41
日本の美しき歳時記。お上品に尽きます。團十郎は幼い頃ご両親を亡くされているので、堀越希実子さんとはまさに二人三脚で成田屋を盛り立ててこられた。本書にあるようにご贔屓筋のお客様は希実子さんをよく叱咤激励をされているのを、歌舞伎座でお見受けします。華やかな世界とは裏腹にお辛いこと多々おありでしょうが、どうぞこのまま凛として日本の伝統美を伝えていってください。図書館本一度は予約が流れて再予約。手元に届くまで一年と三カ月也。2019/07/04
鉄之助
22
歌舞伎最大の名跡、市川團十郎、海老蔵の市川家のしきたりが、手軽に読めた2018/04/15
なにょう
21
「家庭画報」的なもの。優雅なマダムの暮らしとはこれいかに。何処もお母さんは大変だよ。子供、旦那さんの世話をする。歌舞伎役者の奥方ともなれば挨拶回り、ほうぼうに頭を下げてまわらなければならない。麻央さんも大変だったろうなあ。まさか死ぬとは思わないから自分のことは後回しにしちゃったのかなあ。麻央さんの思い出、旦那さんの思い出も綴られる。★大事にしている着物・小物たちがホントに素敵。2018/12/13
こふみ
18
お若い時も綺麗でしたが、お年を召してもとても美しい方ですね。小川軒のレーズンウィッチ、私も大好きなので親近感を勝手に抱いています。2018/12/13
喪中の雨巫女。
16
《私-図書館》十二代目市川團十郎さんの妻で、海老蔵さんのお母さんのエッセイ。團十郎さんも、海老蔵さんの奥様の真央さんも亡くなり、大変なのに、来年は、海老蔵さんが、團十郎さんを襲名。お孫さんが、新之助さんを襲名と益々お忙しくなりそう。頑張っていただきたい。2019/02/09
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