内容説明
両親に外出を禁じられ、ほとんど外に出たことがない公爵家令嬢リディア。そんな彼女が唯一楽しみにしているのが、文通相手とのやりとり。だが、ある日彼女に届いたのは、文通相手こと皇太子クライヴからのSOSだった。“助けてくれ”。詳しいことが何も書いてないその手紙に、友の一大事と駆け付けたリディア。だが、彼女が通されたのは、なんと後宮。混乱する彼女に、クライヴは隣国の姫の身代わりとなって後宮に入ってほしいと言うのだが……。たった一人の友のため、箱入り娘が今立ち上がる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
16
★★★★ ベタなお話で安心して読める。続きもこの調子でいって欲しい。2015/11/03
夜の女王
6
☆☆☆ 生まれてからほとんど家から出たことのない箱入り公爵令嬢が、王様の頼みに応えて婚約者である隣国の姫の役をすることになる・・・って言う良くある話なのだが、キャラが良く動いてるので読んでて楽しかった。後宮やお祈りのようなイスラムっぽい要素と、舞踏会とか公爵のようなヨーロッパ的要素がごった煮になった世界設定も面白い。ただ、世間知らずのリディアが後宮のドロドロした人間関係を上手く渡りすぎ!な点は突っ込みたい。そして最大の疑問“何故箱入り?”は次巻へのお楽しみのようです。2013/12/15
絳楸蘭
6
途中までネット掲載されていたものの読めずに気になっていた噺の1つ。本になってよかった。リディアの強さとクライヴのヘタレ加減が少し控えめになったかも…。そして、続きがありそうな流れ。だってプリンセス・オルテンシアが…!!!2012/11/06
陸抗
4
主人公の公爵家の娘のリディアが、何故監禁生活を送っていたのかとか、何故リディアが隣国の王女の振りをしなければいけなかったのかとか、根本的な謎が残ったままで、すっきりしない。ミレーニアって、本当に存在するのかとか、色々勘繰ってしまう。クライヴは、何か隠してるし。2016/09/06
マソノ
4
自宅からほとんど出た事のない公爵令嬢が、文通相手の皇帝に頼まれて、皇妃予定の王女の身代わりになる…というお話なんですが、王女が皇妃になる事に反対している人達を認めさせる為に奔走したり、後宮を掌握しようとしたり…これだけ顔をさらしておいて、後々王女と入れ替わるって無理過ぎるかと。屋敷から出た事無い、教養の無い主人公という設定の割には対人関係も上手くやるし、公務もやる気満々だし、友達として皇帝の傍に一生居ると言ったりイマイチよく分からない…。モヤモヤなまま2巻へ続くようです。2014/09/04
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