内容説明
風の強く吹く夜、日本橋の両替屋に賊が入り、三人が殺されたうえ、千両余が奪われた。火付盗賊改方の与力・雲井竜之介は、風魔党と呼ばれる賊を追い、探索を開始した。だが、相手は三人の剣客を擁し、町方にまで手をかけ始めた。なおも、大胆に犯行を重ねる風魔党。竜之介は、一味の捕縛に策を講じるが……。一方、船宿瀬川屋のひとり娘・お菊は、危険を冒す竜之介に、熱い思いを寄せていた。最強の火盗改鬼与力、ここに復活!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
86
新火盗改鬼与力 「風魔の賊」1巻。雲井竜之介再び登場ですね、竜之介の密偵は平十、寅六、茂平、千次、おこんの5名しか活躍してなかったけど、新火盗改鬼与力では菩薩の留さん出てこないのかな。2018/09/08
はつばあば
46
江戸時代の治安の花形は火盗改めなのでしょうか。密偵もいますがなんか殺伐とした捕物帳で・・。今の世の中の犯罪がそれだけ巧みになってきたのか。江戸時代に「俺は死にたい、だからお前たちも!」なんて言うのは火事の巻き添えくらいのものじゃなかったかしら。続きも3巻ほどあるのですが・・宇江佐さんのようなほんわか系に返ります2022/05/24
犀門
3
No.145★★★☆☆復活!。2018/08/10