内容説明
季刊ミリタリー・クラシックスでおなじみのミリタリー漫画家、こがしゅうと氏の単行本第2弾が満を持して登場します。
本書では、前半にこが氏が発表した同人誌に加筆訂正した作品を掲載。どれもマイナー兵器、あるいは末期的な状況の中で生み出された兵器たちをマンガやイラストを交えて緻密に解説したもので、特二式内火艇カミ、一等輸送艦、機上作業練習機「白菊」、甲標的丁型「蛟龍」、九九式狙撃銃、地対空ミサイル「奮竜」、人間魚雷「回天」、ロケット特攻機「桜花」の8種類の兵器を収録。特に「回天」と「桜花」はごく小部数しか発行していない幻の作品です。
また、後半ではミリタリー・クラシックスや美少女ミリタリー雑誌MC☆あくしずで発表された作品を一挙50ページ以上掲載。こちらは前半とはうって変わって、戦艦「比叡」、重巡洋艦「高雄」、駆逐艦「雪風」、一式陸攻、三式戦闘機「飛燕」、九七式中戦車などメジャーな兵器を紹介します。
このように、ミリタリーファン、こがしゅうとファン、マイナー兵器ファン、末期兵器ファンならば見逃せない、特濃の一冊となっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
4
「ひみつへいき」という単語が好きなライトな軍オタにはたまらん一冊でした。カミや甲標的丁型などの詳細図が非常に勉強になった。これらの兵器で戦われた兵士皆様に敬意を覚えた。2009/06/27
スカイバニラ
4
個人的に、「特二式内火艇の浮舟部分」「一等輸送艦の艦橋全体像」「甲標的丁型操縦室俯瞰図」などのイラストを見るだけでも充分買う価値のある本でした。2009/05/03
a-park
2
紹介されている兵器達への著者の愛が行間からにじみ出てくるさまがたまらない / マイナー兵器をハードウェア面から解説した本としてもよく出来ている2009/07/05
ぐりにゃる
0
1と2で本の規格さえ違わなければ…。中身については文句なし。2013/03/03
aoi_zero
0
モノクロ絵がかなり良い2009/10/02