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内容説明
歴史に学び、戦略を知り、人間を洞察する――PHP研究所創設70周年記念出版シリーズ「日本の企業家」1巻目の第一部[詳伝]では、まず渋沢栄一の比類なき企業家活動の歴史を豊富な史料をもとに眺望する。そして第二部[論考]では、合本主義や道徳経済合一説などに視点を向ける。さらにドラッカーなど多くの学者や経営者に称えられる「公益」追求の先駆者としての姿勢、財界リーダーとしての役割等、その今日的意義を経済史・経営史研究の重鎮が問い直す。さらに第三部[人間像に迫る]では、栄一の曾孫・渋沢雅英氏へのインタビューを収録。同時代を生きた実業家たちの「栄一」評も紹介、人間・渋沢栄一の実像に迫る。渋沢家の維持・発展に心を砕きつつも、日本社会の繁栄を願い、後継の人々の育成・指導に傾注したその「行き方」は、われわれ現代を生きる日本人に遺された「宝」である。“時代の先駆者たちの躍動に真摯に向き合う”シリーズ、ここに刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
126
日本の起業家のはしりであった、渋沢栄一の人物なり業績なりをコンパクトにまとめられて好著です。私は渋沢栄一をむかしからかなり興味を持って彼の関連の書物を読んできました。渋沢雅英三の「太平洋にかける橋」も読みましたが、その雅英さんへのインタビューもあります。2017/03/15
Miyoshi Hirotaka
16
士農工商の最下位に位置する商人。しかし、わが国近代化のためにはアダム・スミスの「見えざる手」、つまり、私利の追及と公益への貢献が矛盾なく機能する仕組みが必要だった。明治期、事業シーズは海外にあり、創業者は技術者である必要はなかった。また、資本の蓄積と事業意欲は偏在し、情報収集と組織作りがポイントだった。しかも、創業期だけでなく企業の成長に伴って調整することが成功への鍵だった。渋沢栄一は自らが直接関与したり、トップを評価したりすることでその役割を果たした。わが国の資本主義黎明期に登場した偉大なイノベーター。2021/06/28
mirror:)
2
「公」に生きる。日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一の功績を本書から知ることができる。設立に携わった企業の数は600を超えるという。江戸〜明治にかけて日本のため「公」に生きた渋沢栄一の生き様に魅了された。2018/02/15
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