内容説明
あやかしが見える高校生・遥の前に現れたのは、燕尾服を纏い、耳と尻尾を生やした妖狐・雅火。曰く、遥はあやかしたちを治める顔役を継いでいるらしい。ところが上流階級を知らない遥に、雅火の躾が始まって……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
52
「生き辛いからこういう妖モノが好きなんだろうか」と自分に問いかける。妖の上に君臨するみすずさん。その孫の遥は誰もが共に住める街にしたいと。若者のそういう一緒に仲良くという想いは大切だと思うが、老いたみすずの年齢に近づく私は、夢でいいから妖狐の執事を従えてみたいものだ2020/03/10
よっしー
26
妖と執事の組み合わせと来たら、読まないとと思って手に取りました。急に妖達の世界へと巻き込まれ、当主としてトラブルの調停をすることとなった遥。側にいる執事の雅火は性格が悪くツンツンしてるようにしか見えませんでしたが、読み進めていくと単なる不器用だということが分かりました。祖母である前当主とは違い、全てを救いたいと願う遥、確かに側にいる者としては無理難題なのかもですが、それをやってのける雅火はそう考えるとかなり力があるのかな。続編も楽しみです。2022/08/31
み
22
感想を読んで気になった作品、初読みの作家さん。こぎつねの眷属がキュート(^ ^)妖狐の執事さんもカッケー♪2020/08/10
しましまこ
21
ツンデレにも程がある妖狐執事さんより、もっふもふのこぎつね達!2018/12/23
ううち
18
町の揉め事などを解決しながら少しづつ主従関係を深めていく過程が良かったです。学校のお友達もできてよかった。 眷属の小狐たちがもふもふでとにかく可愛い。その可愛らしさの理由を知ると、ドSっぷりを発揮していた雅火にも萌える。2018/12/04