岩波ジュニア新書<br> 国際情勢に強くなる英語キーワード

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岩波ジュニア新書
国際情勢に強くなる英語キーワード

  • 著者名:明石和康
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 岩波書店(2018/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784005008254

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内容説明

海外のニュースを読んだり英語でコミュニケーションをはかるうえでニュース英語の基礎知識は不可欠です.アメリカ大統領選挙,欧州理事会,アラブの春,対テロ戦争,積極的平和主義,金融危機,地球温暖化,IS,TPP,COPなどの重要なキーワードを,米国や欧州,中東,アジア情勢の文脈の中でわかりやすく解説します.

目次

目  次
   はじめに──なぜ,ニュース英語が重要なのか

 第 1 章 アメリカをめぐる国際情勢
  (1)現職(incumbent)の候補者がいない大統領選
  (2)民主,共和とも大混戦──最後は当選能力(electability)が物言う?
  (3)連邦議会は capitol hill,共和党の別名は gop
  (4)南北戦争(the civil war)は「内戦」
  (5)ウォーターゲート事件(the watergate scandal)とジャーナリズム
  (6)同盟(alliance)と単独主義(unilateralism)
  (7)アメリカは「全能(omnipotent)」ではない
  (8)関与(engagement)政策と戦略的忍耐(strategic patience)
  (9)ティーパーティー(the tea party=茶会)運動とアメリカ政治
  (10)ヒスパニック(hispanic)が変える? アメリカ
  (11)アジア・太平洋へのリバランス(rebalance)とは?
  (12)ミサイル防衛(the missile defense)の時代
  (13)核兵器のない世界(a world without nuclear weapons)は実現するか?
  コラム① 万能型(versatility)のイチロー選手

 第 2 章 ヨーロッパをめぐる国際情勢
  (1)欧州連合(eu)などヨーロッパの諸機構について
  (2)ギリシャを悩ます緊縮(austerity)政策
  (3)欧州新秩序を脅かすクリミア半島併合(annexation)
  (4)grexit と brexit... eu 団結の危機
  (5)中東から押し寄せる難民(refugees)への対策が急務に
  コラム② よく引用されるチャーチル(churchill)の言葉

 第 3 章 中東をめぐる国際情勢
  (1)insurgency(反乱)から生まれた「イスラム国」
  (2)核兵器製造時間(breakout time)を 1 年に延ばしたイラン核合意
  (3)「2 国家共存」解決(two-state solution)が難航のパレスチナ問題
  (4)アラブの春(arab spring)とシリア内戦
  コラム③ アガサ・クリスティーなど「古典」の面白さ

 第 4 章 アジアをめぐる国際情勢
  (1)積極的平和主義(proactive contribution to peace)が目指すもの
  (2)韜光養晦路線を捨てた中国
  (3)核・ミサイル・拉致(abduction)問題続く北朝鮮
  (4)asean 経済共同体(asean economic community)への期待
  コラム④ 原題が “taken”,はて何の映画?──邦題あれこれ

 第 5 章 世界経済の動き
  (1)大恐慌(great depression)と大不況(great recession)
  (2)環太平洋連携協定(tpp)の持つ意味と日本
  (3)世界経済を左右する原油(crude oil)価格
  (4)地球温暖化(global warming)に歯止めを
  コラム⑤ “let me~” はよく使われる

 第 6 章 国際ニュースによく使われる単語や慣用句
   参考文献
   おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

29
米大統領現職はincumbent(9頁)。共和党はゾウで赤、民主党はロバで青のキャラ(18頁)。軍最高司令官はthe Commander in Chief(20頁)。イランや北朝鮮などはならず者国家rogue states(46頁)。政治亡命者asylum seekers(77頁)。反乱insurgency(91頁)。パレスチナ人の占領地での抗議行動Intifada(103頁)。2017/03/15

momogaga

26
図書館。時事英語本はこれまではほとんど積読でした。しかし、この本は読みごたえがあり、2日間で読み切りました。今年読んだ本のベスト10にノミネートします。2016/05/08

サトゥルヌスを喰らう吾輩

11
2016年3月に出たばかりの本です。アメリカ大統領制選やG7など、話題が新しいのでなんとなく臨場感(?)がありました。アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア、世界経済について少し明るくなれたような気がします。トピックに対する説明は日本語ですが、本文がたとえばp9「予備選(the primary)や党員集会(the caucus)を各州単位で開いて〜」という感じで英単語を参照しながら書かれている点が特長的ですね。国際情勢やニュース英語がわかるようになりたいなあーというかたにおすすめです。2016/06/04

よし

6
時事通信社で長年、世界のニュースを届けてきた著者が現在の国際情勢を解説した本。アメリカ、欧州、中東、アジアと要領よくまとめられているので、社会科の勉強にもなる気がします。重要な言葉には英語の表現がついているので海外メディアを読むときに参考になるかもしれません。“the Swing State”や“GOP”といった選挙関係の用語、チャーチルの言葉をブッシュ元大統領が引用した“gathering danger”など「へー!」と思わせる表現が沢山あって面白く読むことができました。 2016/05/18

つくね

0
一年くらい前から英字新聞を読んでいて、分からない単語は都度調べるようにしていた。 頻出するものはなんとなく覚えているが、系統立っていないのもあって、この本を読んでみた。 英語の箇所が太字で書かれていて個人的には見やすいと感じた。2019/07/31

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