ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 償いは、今

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ハヤカワ・ミステリ文庫
償いは、今

  • ISBN:9784151833519

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内容説明

銃乱射事件で係争中の被害者遺族が、一転して連続殺人の容疑者に。元恋人を救うべく、女性弁護士は勝ち目が薄い裁判に臨むが……。予測不能の展開で突き進む衝撃作登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

35
ニューヨークで三人が射殺される事件が発生!猟銃殺人事件の容疑者にされた男は作家であり主人公の女弁護士の元婚約者!昔のことで元婚約者に罪悪感を感じている彼女は彼の弁護を引き受けることになるが…誠実で良い人だと思っていた…その彼の心の闇を垣間見た時…疑惑をもちはじめる。彼が私についている嘘とは!?登場人物が多く混乱してしまったが、二転三転、驚愕のラストが待っていました!!ただ…女弁護士オリヴィアが元婚約者のことを「きみ」と呼ぶことに強く違和感を感じて気になって仕方ありませんでした。2018/04/26

あさうみ

35
面白い!!敏腕弁護士オリヴィアは、3人が射殺した犯人とされた元恋人ジャックを、自分勝手な理由で婚約を破棄した負い目もあり弁護を引き受ける。が!ジャックは本当に無罪なのか?もしかしたら真犯人ではないのか?次々にあがる事実に驚愕の連続。結末は「そうきたか!」と唸った。親しい人の本性を理解できてるだろうかと思わずにいられない。いい読書体験でした!!!2018/04/21

ほちょこ

34
老若男女問わず、誰にでも「きみ」と呼ぶ主人公が、どうしても馴染めず、さらに近寄る男性をバッサバッサとなぎ倒すような振る舞い、読んでてだんだん辛くさえ感じた。訳者の三角さん、結構好きな翻訳をする方なのに、なぜ??と思う。疑問の一冊。2018/06/23

ハスゴン

33
銃社会では、常に起こっているリアリティある、幻の女の現代版でしたが、このまま終わるのかと思えた瞬間からの展開が、この作家をどんどん翻訳してくれないかと思わせてました!2018/05/21

sanosano

15
この本の前に読んだ「弁護士アイゼンベルク」と話がこんがらがってしまって、途中で何度も頭の中の整理が必要でした。「弁護士〜」と比較すると、人間関係が随分ウェットで、ちょっと苦手な感じ。三転四転も、まぁわかるけど、結局、どーとでも取れるんじゃないの?となってしまって、スッキリさはいまひとつです。2018/05/30

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