内容説明
クリスマスを前にしたある日、全米のネットサーバーが次々にダウンした。まずインターネットがつながりにくくなり、すぐにそれは大規模な通信障害、やがて交通や電気、水道といった生活インフラの停止に発展する。おりからニューヨークには大規模な雪嵐が襲来し、都市機能は完全に麻痺してしまった。マンハッタンのマンションに住むマイクは、友人や隣人たちとともに決死のサバイバル生活を始めるが……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘラジカ
34
自分がこういったディザスターノベルが大好きであったことを思い出させてくれる。終末もの小説の傑作(まだ下巻は読み終えていないけど)。ここ最近ディストピア/アポカリプス文学を多く読んでいるが、ページターナーとしてこの作品は群を抜いているように思う。パニックの初期の段階からとにかくリアルで、緊迫感や恐怖の描写は真に迫った切実さを備えている。「生き延びるために、自分たちだけでは手に負えないインフラにどれほど頼っていようとも」我が身は安全だと思っているのは、平和な国に住む人々ほとんど全員じゃないだろうか。2018/04/19
藤中恭美
5
あまり期待していなかったけれど、かなりリアルな感じでなかなか面白い。人物がちょっとという感じだけれど。。。2018/08/06
まうやお
2
サバイバルものです。きっかけがサイバーテロ(?)による攻撃。2018/11/26
jolly
2
なかなか読みづらい。そして下巻へ。 2018/08/02
たろ☆
2
設定はなかなか面白いが,いかんせん登場人物の会話があまり面白くない。よく言えばリアル。悪く言えば場にそぐわない。このあたりは好み次第か。2018/07/14