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内容説明
女子だらけの冷戦アクションファンタジー!
1970年代中盤…アメリカを中心とする「西側」と、ソビエト連邦(現ロシア)を中心とする「東側」が激しく対立した「冷戦時代」。その東側諸国に取り残されたように存在した「ハイドランカ王国」でクーデターが発生!ユディタをはじめとする3人の姫たちは辛くも脱出するが、祖国から追われる身となる。彼女らは時に「銃」を、時に代々受け継がれた特殊な「力」を使い、自由を求め西側へと向かう―――少女よ逃げろ、命の限り!「神様ドォルズ」「碧き青のアトポス」のやまむらはじめが放つ、ノンストップ冷戦アクションファンタジー開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷほは
5
ドイツには「オスタルギー」という用語があり、東ドイツ時代を懐かしむサブカルチャーがあるそうだ。日本で言えば「三丁目の夕日」だろうか。冷戦下がファンタジーになってしまうのは「共産趣味」を名乗るアイドルもいるくらいなのでそれほど驚かないが、ハンガリーなどのごちゃごちゃした東欧の地政学をきちんと踏まえている点は好ましい。この人のエロとバイオレンスのバランスは独特なのでいつも読後は妙な気分になるが、今回はなかなか楽しめそうだ。三人の姫を狙うのはKGBを主とする国家の秘密組織、ならば対抗軸として考えられるのは……。2018/04/22
紫雲寺 篝
3
1970年代。ヨーロッパが2つに分かたれていた頃。3人の姉妹と1人の従者は、逃亡の最中であった。国を追われ、何度も窮地に陥るハイドランカの姉妹には不思議な力が宿っていた。果たして、3人の姫達はどこへ行き着くのか……!?「神様ドォルズ」「天にひびき」などのやまむらはじめの最新作。メインが女性3人で、男は従者が1人なのでいつもの作者の恋愛系のうじうじは無い。が、いつも通り胸の大きな姉さんはいる(笑)。今の所話が全く見えないし、カタルシスもないのでどうなるか不安の方が大きいかな。2018/04/23
もここ
2
表紙も絵も緊迫感ないけど、中身はクーデターからの逃亡劇。貴族、というよか王族だっただけに、意識が低いというかのんびりした三姉妹。敵も故郷の小国だけでなく、ソ連やら東ドイツやらと一枚岩でないのが救い、になるのか?何とか逃げてるけど、魔法?超能力?がどのくらい凄いものなのかまだ不明。割とハードなお話。2021/01/15
ユーリル
2
冷戦時代の社会主義が舞台? 時代設定は面白く能力もまだ未知数なので今後楽しみ。2018/05/02
YS-56
2
裏切り、監視、密告…。そんな鉄のカーテンのむこうを覗いてみるのかな?2018/04/25