ポプラ文庫<br> 開ける男 鍵屋・圭介の解けない日常

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ポプラ文庫
開ける男 鍵屋・圭介の解けない日常

  • ISBN:9784591158005

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内容説明

世の中に開かない鍵はないんですよ。 東京の下町にある鍵屋「岩谷フーディーニ商会」に次々持ち込まれる、鍵にまつわる事件をめぐって巻き起こる大騒動。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

11
鍵屋の従業員が主人公です。複雑な人間関係を持っているようで鍵屋の社長は女子高校生です。主人公がかなり屈折したキャラなのでイライラしますがストーリー展開はよいです。2019/12/31

2Tone

5
鍵屋の従業員、圭介とその家族の物語。と言ってもやや複雑な家族で、17歳の娘レミと9歳の長男空とのくらし。鍵屋だけに、様々な理由で開かなくなった錠を開けるが、そのお客も理由ありげで、結構人情味溢れて面白かった。続編もあると思うが、詩子さんとの関係が、見えないだけに今後の展開、及び、レミ、空ともうちょっと上手くやっていけるのか、期待してます。2019/06/12

夜盗エメラルド

5
背表紙と帯で誤植してるの何とかしようぜポプラさん? ギャグのテンポがいい。毎回トイレを占領されたり「〇〇を我慢できるのもあと六十秒が限界だった」が好き。 話の組立てが落語的だと思ってたら、作者プロフィールに落語作家とあり納得。一話完結形式で、メインストーリーと思しき物は引っ張った割にまったく進展しないが、まぁいいや。しかし山根さん以外ロクな依頼者がいないのが悲しい。 あと義娘のレミが可愛い。艦これで言うと某イタリア駆逐艦のイメージ。 ただ、前半の展開が下品なのは好きになれない。どんだけ溜まってるんだ作者。2018/07/28

こくぼん

5
鍵屋としてのプライドと、家族のお話。やや回りくどい表現が多かった。2018/04/20

てん

4
☆☆鍵屋さんの仕事って大変だなと思った。話は面白かったけど、人間関係の設定があまり把握できなくて、やや戸惑いながら読了。2020/08/14

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