講談社タイガ<br> ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲

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講談社タイガ
ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲

  • 著者名:久賀理世【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2018/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062941112

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内容説明

19世紀英国。父母を亡くし、一族から疎まれて北イングランドの神学校に送られたオーランドは、この世の怪を蒐集する奇妙な少年と出会う。生者を道連れに誘う幽霊列車、夜の寄宿舎を彷徨う砂男と聖母マリアの顕現、哀切に歌う人魚の木乃伊の正体とは。怪異が、孤独な少年たちの友情を育んでゆく。のちに『怪談』を著したラフカディオ・ハーン――小泉八雲の青春を綴る奇譚集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

129
もう少し、小泉八雲のことなどが出てくるのかと思いました。八雲の少年時代の話で、同室の友人と怪奇な出来事を解決していくという一種の探偵談のよう名感じでした。四つの短編が収められています。参考文献を見るとこんなに八雲の本を読んだのではないかという割にはもったいないと思いました。工藤美代子さんのようにそれぞれの地域での続きを書いてもらってほしい気がします。2018/12/10

ちょろこ

111
怪異×ミステリ、の一冊。舞台は19世紀の英国。あちらとこちら側のものがすれ違ったり交錯したりする境界に焦点を当て、二人の少年が怪異を解き明かしていくというちょっとしたミステリ。とても好みの作品だった。二人の少年の一人が、若き頃の小泉八雲という設定も面白い。一話目の幻想的な列車のシーン、雰囲気に呑み込まれそうになる感覚、一体今どちら側にいるのか惑わされる時間に酔いしれた。小泉八雲少年の怪異に対する捉え方といい、とにかく言葉一つ一つが印象的。実際、こんな少年だったのかしら…想いを馳せるのも面白い。2019/09/07

mocha

88
イギリスの寄宿制神学校に編入したオーランド。学校へ向かう列車で出会った青年こそが後の小泉八雲ことパトリキオス・レフカディオス・ハーンだった。ゴーストやこの世ならぬものがいろいろ出てくるけどホラーというよりは「奇譚」。仄暗い雰囲気や、怪異に対するパトリックの対し方は好み。まだ小泉八雲とパトリックのイメージが重なって来ないけど、シリーズ化しそうなので続編に期待しよう。2018/06/24

佐島楓

67
ラフカディオ・ハーンの若かりし頃、既に彼はこんな体験をして……いた? 想像力が存分に発揮された怪奇譚。思えばイギリスも妖精伝説などがある国、怪談と親和性が高かったのかも。どういう流れで彼が日本に渡ることとなったのか、今後が気になる。2018/05/06

すがはら

58
1話目、この子がラフカディオ・ハーン?違うの?早く名前言えよ~!となって、最後まで話に集中出来なかった。若き日の小泉八雲が妖精の伝承やら怪異の昔話を尋ねてまわる話かと思ったら、毎回、ちょっとした怪異に巻き込まれる話でした。霊的なものとか怪異の説明も、不思議な存在を当然としてサラリと流したり、科学的に説明したりとどこか捉え所のない感じで、自分はどの立ち位置で読んだらいいのかと、こちらもフワフワしたままで読了。でも結構好きかも。と思ったらこの作家さん、コバルトで読んだ人だった!続き出るかな?2018/06/02

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