トップコンサルタントが明かす ポストM&A成功44の鉄則

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トップコンサルタントが明かす ポストM&A成功44の鉄則

  • 著者名:田中大貴【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2018/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822257545

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内容説明

M&Aに関する書籍はいくつも出版されていますが、M&Aは目的が大事だとか、デューデリジェンス(買収監査)での見極めが大事だとか、PMI(Post Merger Integration、M&A後の統合)が肝心だといった、要は当たり前のことを説いたものが大半です。M&Aとは何かを理解するのにはいいでしょうが、M&Aの最中、あるいはダメM&Aの当事者になった人たちには役に立ちません。

M&A後に買った会社と買われた会社をいかに融合していくかという、PMIについての書籍もありますが、統合後1年以内でやるべきタスクの整理や、実務上のポイントを示したものがほとんどです。M&Aから1年が経過すれば使える部分はあまりありません。

これに対して本書は、M&Aから3年以上が経過した、しかも思ったような成果が上げられていないケースを念頭に置き、そこからM&Aをいかに良い方向に向かわせるか、を目的とした初の実践書です。全体は、「M&Aの基本鉄則」「M&A後の組織融合の鉄則」「M&A後の人材管理の鉄則」「M&A後の経営管理の鉄則」「M&A後の戦略実行の鉄則」、「M&A後の再編の鉄則」の6章で構成し、実際に起こりがちな典型的失敗のエピソードを出発点に、いかにM&Aを効果的なものにするかを44の鉄則にまとめました。確実に効果が出るはずです。

本書全体のテーマは“セカンドPMI”。1度目のPMIは制度や仕組みなどハード面が主眼になりがちですが、セカンドPMIは組織や人の感情に絡む統合がターゲットです。統合直後にはステークホルダー(利害関係者)が多くて検討が進めにくかった領域や、M&Aの負の遺産として残ってしまった課題を解決します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はな

7
M&Aの専門書には珍しくセカンドPMIに絞ってM&Aを成功へ導くための要点を解説した本。なるほど企業買収が失敗するのには、M&Aが目的化しているからと言う論旨には納得する。ここに述べられている秘訣はどちらかと言うと経営コンサルタントの視点で論じられているものが多いと感じた。投資銀行家もこのような視点でディールを導くと、もしくはコンサルまで含めたアドバイザーに就任すると、顧客には大いにアピール出来るかも知れない。2021/04/05

SEAN MIZU

3
当たり前の話だけど、難しいトピックを扱う本書の使い方は フレームワークがいくつかあるので、それをPMIに活かすという形がベストではある。 総論賛成、各論反対への立ち向かいに対して、いくつかのフレームワークが用意されており、ここが本書の推薦部分2024/09/16

森島陸

0
M&Aから2.3年後にやるポストPMI。ある程度、統合が進み、そこから目指す方向性が分野こどに示されている。 離職率が高くなるのはM&A直後ではなく、2.3年後であることはなるほどと思った。良いKPIであることなので、失敗しないように進めたい。2023/10/26

齋藤し郎

0
★★★★★2020/12/11

こばんざめ

0
PMIに関する本。であるが、一般的な PMIというより、一般に言われている「100日プラン」などを経て、なんだかうまく行ってない気がする…という状況が想定されている本。前回読んだ本に比べ具体性があり、早速現場に応用できそうな内容であった。章立ては「組織融合」「人材管理」「経営管理」「戦略」「組織再編」と、ひと通り揃っている。これを見ると、要するにPMIとは経営そのものであることがよくわかる。PMIとは、戦略や方針を社内に落とし込むための口実であり、経営としてやるべきことをやるだけである。2020/03/08

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